住宅街に基地を作るなんて危険すぎる!→「じゃあ辺野古でお願いします。」
沖縄の自然を破壊するな!→「すみません、補助金で何とか。」
もっとちょうだい!→「調子にのんな」 ←今ココ
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目次
沖縄の人が海を大切にしてるって何の冗談?
久しぶりに沖縄に行ってみると「豊崎美らSUNビーチ」なるものが完全整備されつつありました。以前からこのあたりは「あしびなー」というアウトレットモールができていたり、大規模な開発地区です。
何もしらない本土の人や若い人が移り住めばショッピングもできて公共施設も整い、きれいな海も満喫できる夢の街かもしれませんね。
でも、結局こういう沖縄本島のリゾート地区や住宅街に突如現れる整ったビーチというのは以前紹介したように人工的なものなんですよね。
「沖縄の海サイコー!」といって帰っていく観光客たちの中には人口のビーチしかみていない人もいるはずです。そして気づいていないという。
海も沖縄も内側を見たほうがいいんじゃないかな
こちらのビーチには夕方にもなると夕日を見に地元民や観光客が集まります。
東シナ海や太平洋を臨む沖縄の水平線に沈む夕日はさぞ絶景かと思います。小さな子供も陽が沈むまで海で遊んでいます。のどかですねー。
内側は大変なことになってるぞ
沖縄人だけが特別海を愛してるってことはなくて、他県の土建屋と同じようにどんどんコンクリートでそこらじゅうを埋め立てています。
もちろん、埋め立て工事をすれば川や海は汚れて汚染されてしまいます(生活排水も深刻で近年浄化作戦に奮闘中)。中には国際通りのガーブ川のように「臭いものには蓋」形式で普段の生活からでは覗けない川も存在します。
埋め立ててしまえばわかりませんが、中にはバイクや自転車なんて当たり前のように捨てられているわけです。そしてこのような多くの琉球石灰岩の石垣や崖が昔からの海岸線であって、本島の海岸線沿いはまだ汚染の進まない沖へ沖へと埋め立てを進めた、表面上の美しい海になるわけです。
別に本土でも見る光景なので沖縄の人を責めるつもりはないですが、本土の人は少し沖縄のこと勘違いしていないかなってオジサンはいつも疑問に思っています。
普天間基地はNO!豊崎は大歓迎?
民家に小型機が墜落したなんて事件が最近ありましたが、大きな飛行機もオスプレイだけじゃなく大小なんらかの事故を起こします。
wikipediaより
那覇空港でもそれは例外ではなく、空自と共同で使用している空港なので「軍用機=危険」という見方からしても中々危険な飛行場です。
普天間の周辺も元々田んぼだったところに人々が便利さを求めて集まったのは周知の事実ですが、平成になった今もわざわざ滑走路の延長線上に人口のビーチや巨大住宅地、アウトレットモールを建設しているんです。
こういう状態を一方では「世界一危険な基地」他方では「空港に一番近い楽園」と称するわけです。ちょうど写真の黄色い機体の真下が豊崎の人工ビーチになるわけですが、別に県民は「騒音が~!」「子供が~!」とかいいません。こぞって住宅を購入しています。ちなみに那覇空港も元々軍専用の飛行場でした。
空自の戦闘機がタッチ&ゴーの演習をしようがおかまいなしです。
ビーチの上は数分毎に至近距離の飛行機が頭上を通過する
ビーチのゲートの向こうに見える機影です。
まっすぐにこちらに向かってきます。
子供も大喜びの迫力のシーン。
真下から飛行機を眺めることができます。
滞在時間1時間足らずでしたが、何機もこのような写真がとれました。
マニアではないですけど、結構飽きることなく見れます。
大型機がくるとなぜかワクワクしてしまいます。
普天間や嘉手納と同じように戦闘機もバンバン飛びますけど、みんなこのビーチが大好きみたいです。ここに座り込みをしたほうがいいんじゃないかと思いますが、不思議とそういう団体はいらっしゃらないんですよね~。