ONE-NETBOOK期待の次世代機OneMix 3のほぼ全容が明らかになりました。スペック情報をONE-NETBOOKの関係者から提供いただいたので公開いたします。GPD Pocket 2 Maxの発表で注目を奪われた形になっていましたが、今回のスペック公開で俄然OneMix 3にも大きな注目が集まることは間違いありません。

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これがOneMix 3のスペック全容だ!

  • サイズ: 204 x 129 x 14.9 mm
  • 360°回転ヒンジ(YOGAヒンジ)
  • 重さ:約659g
  • メモリー:8GB LPDDR3
  • ストレージ:ビルトイン 256GB又は512GB PCIE NVMe SSD + 増設用M.2スロット最大2TB(SATA)をサポート
  • 特徴:デュアルSSDサポート、4G LTEモジュールサポート(M.2スロットによると書いてあるので、SSD増設又はLTEの選択か?)
  • ディスプレイ:8.4インチ 2K Retina解像度(2560 x 1600) OGS(One Glass Solution)採用
  • アスペクト比: 16:10
  • 10点マルチタッチサポート
  • 特徴:4096段階筆圧検知対応スタイラスペンサポート
  • オリジナルSurface 4096 段階筆圧検知スタイラスペンをサポート
  • CPU:第8世代Core m3-8100Y 最大3.4GHz
  • グラフィック:Intel UHD 615 Graphic card
  • バッテリー:8600mAh
  • 充電:5V/9V/12V チャージをサポート
  • キーボード:キーボードバックライト(ON/OFF切り替え可)
  • ワンクリック静穏モードサポート
  • 指紋認証センサー
  • ポート類:microSDスロット x 1、USB Type-C、USB 3.0 x 1、micro HDMI x 1、ヘッドセットジャック x 1、M.2スロットポート
  • OS:Windows 10 home

画面大型化もサイズはおさえられている印象

前回の記事では本体がOneMix2に比べ薄くなっている様子が確認できましたが、全体のサイズとして

204 x 129 x 14.9 mm (※OneMix 2Sは 182mm×110mm×17mm)

となっています。8.4インチと画面のサイズアップがされた分、ボディ全体の大きさが気になっていたところですが、約2cmほどの奥行きと横幅アップで済んだのはかなり喜んでいいことではないでしょうか。

重量100g超アップもバッテリーが大幅増強

またGPD Pocket 2 Maxの206mm x 148mm x 5.4~18mmと比べるとトラックパッドの仕様が判明していませんが、仮にトラックパッドがないとしたら、キーボードの奥行に関してはかなり余裕があることがわかります。

・重さ: OneMix 2S 約518g→OneMix 3 約659g

また重さが100g以上重くなってしまいましたが、GPD Pocket 2 Maxの680gと比べるとわずかに軽いです。重くなった分は8600mAhのバッテリーに変更しており、使用時間については解像度が上がった分未知数なところはありますが、6500mAh時代のOneMix 2Sよりは長くなることに期待したいと思います。

GPD Pocket 2 Maxは9200mAhとバッテリーがさらに大容量化され、重さ勝負ではOneMix 3に軍配があがりましたが、連続使用時間に関してはトラックパッドやカメラなどの動作と16GBまで増強したメモリだと五分五分の可能性も捨てきれません。

5V/9V/12V充電に対応

バッテリーの増量もうれしいですが、OneMix 2Sでユーザーから不満があがっていた12V充電(9Vも一応可能)しか受け付けないような謎仕様の充電機構は改善されたようです!これは一番うれしいかもしれません。

8.4インチで解像度2560 x 1600ははっきりいって不要だと思っていますので、手持ちのモバイルバッテリーが活かせるこの仕様変更は最高にありがたいです。ちゃんとユーザーの要求に応じてくれる姿勢と対応力の速さは素晴らしいの一言。

増設用スロットで拡張面でも敵なし状態

SSDストレージの容量と読み書きの速さではGPDシリーズに比べかなりお得感があったOneMixシリーズですが、OneMix 3になってもその優位性は保っているようです。増設用SSDスロットを確保したことで保存容量についてはもう気にする必要もなさそうですね。

Surface Pen 対応!?(4096段階筆圧検知)

え?Surface Pen対応?これすごくないですか?しかも4096段階ってことは新Surface Penの方ですよね。今まで口を酸っぱくしてワコムかマイクロソフトの規格に合わせてほしいとブログで愚痴っていたのが現実になってしまったようです・・・。こ、これはすごい。先日のチョイ見せ画像リークのときも「Microsoft MPP(Microsoft Pen Protocol)や、ワコム AES(Active ES)のプロトコルに対応してくれたりサプライズがあるのかも」なんて口走ってしまいましたが、本当にサプライズがありました(笑)

Surface Dialについても使えたりするんでしょうか?いままで記載のなかった「OGS(One Glass Solution)」ということを強調していることからも、気合の入ったディスプレイになっているのは確かですね。

でもでも、純正Surface Penって1万円超えちゃってますけどOneMix 3って一体いくらになるの?

4G LTE対応!

サクッとめちゃくちゃ嬉しいことを書いているんですが、SimスロットかeSimで対応するんでしょうか?そしてこんな素敵なモジュールが入っているってことは・・・GPSとかおまけでついてきそうなのですごく嬉しい。モバイルナビへの敷居が低くなりました。何よりいつでもどこでもスタンドアローンで手軽にネット接続できるのが嬉しいですよね。

ただ、日本発売にむけては技適以上にさらに部厚い壁が立ちはだかりそうなのでその点心配になります。

4G LTE module by M.2とあるので、SSD増設スロットとして使うか4G LTEモジュールを使うかの選択式になるのかもしれません。いままで考えたことがなかったのですが、リーダーの独り言 (@haseo_takashi) さん曰く「M.2 スロットでLTEモジュール増設できるデバイスがある。しかもamazonにも売ってます。」ってことで調べてみたら本当にありました!

しかもGPSアンテナも取り付け可能(規格にもよる)とか夢が広がります!ONE-NETBOOKさんにお願いしたこと全部実現してしまった感があります。OneMix 3本当におもしろそうです!

価格と変態キーボードレイアウト仕様は?

ここまできても手放しで喜べないのは価格と、キーボードレイアウトが明らかになっていないからではないでしょうか。これが据え置き8万円ならバカ売れ間違いなしですが、10万円を超えるようなら尻込みするユーザーも少なくないでしょう。

さらに、どうしてもビジネスシーンにとけこめないのは使いにくいキーボードレイアウトの仕様に一因があるとみていますが、そのレイアウトが未だに公開されていないのは不安ですね。

価格高騰に歯止めをかける?新規参入メーカーの登場が嬉しい

6月には8インチのUMPC Topjoy Falconの発売も控えています。さらに続いてChuwi Minibookという8インチUMPCも市場に投入される予定です。これらのUMPC事業新規参入組が高額化するUMPCの価格に歯止めをかける起爆剤として暴れてくれることを密かに期待しています。

様々な面でアップグレードが施され期待に沸く新機種OneMix 3ですが、購入予定の皆さんはお幾らぐらいまでなら購入可能ですか?

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