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中々日本の出資者の下には届いていないGPD WINですが、幸運にもすでに手元にある中国人ユーザーの中では「熱問題」が話題になっているようです。しかし、早くもその解決方法を編み出した強者が現れました。本人曰く「結構力技だけど」と前置きしつつ、そのカスタム方法を紹介してくれています。私も以前、購入直後にAsus T90chiのヒンジを力技でカスタムしましたが、今回の「力技」はその比ではありません。

詳細な分解方法を追加しました:

GPD WINの分解写真がiFixitより早く個人ユーザーによって公開される、SSD換装も?

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カスタムツール紹介

スレ主は特にブランド名などあげていませんでしたが、必要なものを紹介してくれていたので、まとめてみます。

銅版

厚さ0.8mm、0.3mm、0.2mm、0.1mmを使用しているようです。

グラファイトシート

CPUでなく、大きいサイズのものはダイソーで売られているようです。

シリコンシート

グリスをべたべた塗ったり、銅版加工する前にこちらのシートだけとりあえずつけてみて様子をみるのも良いかもしれません。

放熱グリス

シート派、グリス派いつまでもこの戦いは続きます。

接着剤

スレ主はエポキシ系接着剤を使ったようです。

カッター

ホットナイフやルーターがあれば更に手軽に加工できると思いますが。

ドライバー

どのようなネジを使用していたか今回のスレでは確認できませんでしたが、ドライバセットがあれば重宝するはずです。

作業工程

CPU周りの放熱

0.3mm厚の銅板でCPUの周りを囲む。

更に0.3mm厚の銅版をかぶせる。もちろんしっかり放熱グリスを塗りたくってからだぞ。(※尚、写真を見るとシリコングリスをつけすぎて、基盤にも多少ついている感じなのでやりすぎかと思われる。)

CPU上部に見えるのはコンデンサ類、銅版を使うとショートするので、シリコンシート等を貼っておくと無問題!

(※銅版の上にまた放熱グリスこれでもかと塗りたくっていますが、これもやりすぎかと思います。メモリや他のICに熱伝導シートを貼るだけでそこそこ効果がありそうなので、自分でやるときはグリスや銅版加工は最終手段で、まず熱伝導シートの貼り付けだけを試してみたいです。)

アナログスティック中央の放熱

GPDマークを剥がしておく。

配線を外すと液晶全体を剥がす必要があるので、配線はそのままでしっかりと保護しておくこと。アナログスティックの中間部分を切り抜く。

自分の好みに合わせて切り抜けばいいが、強度のことを考えること。

マザーボードの放熱銅版に触れる様子が確認できる

切り抜いた中央部分に2mmの銅版を入れる。

銅版は自分で切ることができるので、エポキシ系接着剤で固定する。

作業中に気づいたが、厚さが足りなかったので0.3mmの銅版を更に追加。

裏蓋の加工

裏蓋も同様に自分の好みで強度を保てるような大きさの穴をあける。ファンの通風孔にも穴を追加したが必要ないと思う。バッテリー部に1mmの銅版を何個か設置。

本来2mmの銅版を準備していたが、重すぎたので0.2mmに変更。バッテリー部には4編の銅パッド0.8mmを追加。

バッテリーの固定は各自で工夫してほしい。詳細は省略。

グラファイトシートを貼る

最後にグラファイトシートを張って完成。2枚で50元(約780円)だった。

こんな感じで完成。

ベンチマーク結果

ベンチマークソフト(魯大師)でテストした結果、電源オン時で45度。

10分後は67度で安定。カスタム前は5分もしないうちに80度に達する勢いだった。

小型ファンを二個用意していたが、プリインストールのものが比較的静かで風量もほぼ差がなかったため交換はしなかった。時間があれば改造を検討。

感想

まだ日本人のほとんどが手にしていない実機をすでにここまでいじり倒している中国人には驚きました。しかし、ここまでしないと熱問題は解決しないのかちょっと不安も感じる記事です。早く実機を手にしたい!

※現在は中国でのクラウドファウンディング分の出荷を終え、国外出資者に向けた量産体制を整え始めたところらしいので、実機を通常購入できるのはもう少し先になるかもしれません。

 

 

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