前回の記事でASUS Vivotab Note 8のGNSSデータをNMEA変換するということについて書きました。今回はそのそのデータ変換を利用して旧ソフトのMapfan Naviiを使用した件について書きます。

 

追記:Windows 10にまで変わった現在に至っても新しいカーナビソフトが出ないのは何かの陰謀でしょうか。早く出てほしいという願いを込めて過去記事を更新。

Windows 10の機種でGPSを持つUMPCが出てきてくれた最高なんですけどね。

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Windows 8.1で旧OSの遺産を楽しむ

 ここ数年で大きな顔しているスマホ勢に負けてはいけません。Windowsの技術は世界一ぃぃぃいいい!ということで、素晴らしいWindowsの遺産を埋もれさせてはいけません。名作ソフト『Mapfan Navii』を使ってオフラインポータブルカーナビを実現させるのです!

事前導入方法に関してはこちらの過去記事を参考にして下さい。

ASUS Vivotab note 8でGPSソフトが使えた話(無料カーナビ化に挑戦) - GADGETY BLOGASUS Vivotab note 8でGPSソフトが使えた話(無料カーナビ化に挑戦) - GADGETY BLOG

ASUS Vivotab note 8の魅力といえば、ワコムデジタイザーとGPSですね。底辺の生活をしている私は、無料と聞くと飛びつく習性があり、無料でできるな...

 Garmin Mobile PCも素晴らしいソフトですが、田舎地図の詳細に関しては2009年版ながら2014年版のOpen Street Mapを持ってしても敵いません。

 但し、Mapfan NaviiもWindows 7への対応を最後に、早々にサポートを終了してしまいました。Windows 8.1に対応させるために2つのソフトの力を借りました。

1.『NMB(NaviiメニューバーVer1.2)』

 難波あたりのアイドルグループではありません。強制的にフルスクリーンになるじゃじゃ馬ソフトをきちんと画面内に表示してくれたり、ショートカットやメディアプレーヤーとの連携をしてくれる優れものなのです。作者様に感謝!

『NaviiメニューバーVer1.2』を公開します: つーる・ど・おかやま

2.『TouchKey』

 お絵かきソフトとして不動の地位を築くソフトです。Windows 8以降IMEの仕様に変更があったのでしょう、Mapfan Naviiのキーボードの動作がうまくいきません。目的地検索のため、こちらのソフトを使わせて頂きましょう。

Windows 8 タブレット用 ソフトウェア左手キーボード TouchKey - 幻影の都

このように、端っこにフリックキーボードを置いて入力します。足りない部分は補足しあう、Windowsソフトを使うことで社会の縮図を知ることができるのです。

 そして、com0comでループバックさせているCOMポートを指定すると、元気いっぱいにGPS信号を掴みカーナビソフトとして復活します。

【デモ走行】

中々健闘しているものの・・・

 やはり、google先生のMapsには敵いません。しかしオフライン状態で周りのスマホ勢があわてている横でさっとVivotab Noteを取り出して気軽に道案内ができます。これで田舎の山中も怖くありません。むしろ周りにビルがない田舎こそウェルカム。

姫君:「えっ?GPS入るの?しかも地図まで。」

貴殿:「ふふふっ。実はねcom0comでシリアル通信を仮想化して、このGNSS Data Interfaceというソフトを使ってMapfan Naviiを使えるようにしたんだよ。それよりこのGarminの10m等高線地図すごくない?ネット時代だからこそ、緊急時のオフライン地図って大切だよね?」

 こんな素敵な出会いもあるかもしれませんね。ちなみにandroidで100円で売っていたMapfan 2014のオフライン地図はあれよあれよという間に3888円になっています!

 最近のスマホは単独でGPSが使用できて、オフラインアプリも出てきているのであなどれませんが、敢えてWindowsでカーナビライフを楽しんで見てはいかがでしょうか。

 

追記:Mapfan 2014はMapfan 2015となりましたが、2016年11月17日もって販売終了となり、2017年3月末日をもってサービスも終了してしまいました。一応「MapFan」という後継アプリ的なものはありますが、以前のような便利さはかなり薄れたように感じます。カーナビ各社とずぶずぶの関係のようなので、大人の事情かと察します。

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