最近のSony製スマートフォンだと標準でDualShock 3やDualshock4をサポートしていますが、他社製品やSony製品でも古い機種だとうまくBluetoothでの無線接続ができません。Sixaxis Controllerがうまく機能したので、その導入までの手順を記します。
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目次
簡単手順(事前に要ルート化)
1.Sixaxis Compatibility Checkerで導入できるかチェック。
2.SixaxisPairToolでマスターアドレスをアップデート。(省略可)
3..Sixaxis Controllerをインストールしてペアリング。(有料アプリ)
必要なもの
1.Micro USBケーブル
2.OTGケーブル
3.DUALSHOCK®4コントローラー
1.まずは導入準備ができているかチェック!
Sixaxis Compatibility Checker - Google Play の Android アプリ
Sixaxis Controllerは有料アプリなので、事前に導入準備ができているかチェックをしましょう。Sixaxis Compatibility Checkerをインストールして、簡単にチェックができます。
アプリをインストールしたら、「Start」を選択。これで、Sixaxis Controllerを使えるか判断します。問題なく使える場合は、画面下とダイアログボックスにbluetoothアドレスが現れます。出ない場合は導入準備ができていない(root化できていない)か、サポート端末ではないので諦めましょう。
サポートできている場合はこのように出てきます。白抜きの部分にはxx:xx:xx:xx:xx:xxという形式のアドレスが表示されます。このアドレスは後で「SixaxisPairTool」設定の際に使うので控えておくといいのですが、今回Xperia Z UltraではPC設定は不要でした。
2.SixaxisPairToolでマスターアドレスを更新する
Dancing Pixel Studios
xx:xx:xx:xx:xx:xx ...
SixaxisPairToolのウェブサイトからツールをダウンロードします。今のバージョンは『SixaxisPairToolSetup-0.3.0.exe - [Size: 12.9 MB]』となっています。
PCとDualshock 4をUSBで接続しておきます。ソフトを起動すると、現在のbluetoothアドレスと変更後のアドレスを入力する欄が出てきます。変更する欄にさきほどSixaxis Compatibility Checkerで表示されたアドレスを入力してアップグレードしましょう。現在のアドレスの念のため控えておくと良いかもしれません。
ちなみに今回はこの手順をスキップして、すべてスマホだけで作業ができました。それでは、最終手順に移ります。
3.root化必須アプリSixaxis Controllerをインストールする
Sixaxis Controller - Google Play の Android アプリ
今はワンクリックroot化もあるので、root化も簡単だと思います。このアプリ以前は100円ちょっとでしたが、今は247円です。もし機能しない場合は返金期限時間内にアンイストールすればお金は戻ってくるので、あわてずにアンインストールしましょう。
最初にSixaxis Controllerを起動したときは言語設定で有効にしておこないと使えませんよといわれます。有効にしておきましょう。
このようにチェックボックスを入れて言語設定で有効にしておきます。
OTGケーブルを使って、スマートフォンとDUALSHOCK 4を接続します。DUALSHOCK 4の電源を入れます(PSボタン)。Sixaxis Controllerを立ち上げて、「Start」を選択すると、Sixaxixを使っている間はbluetoothが使えなくなりますという注意書きができます。bluetoothスピーカーなどは使えなくなります。OKなら「Yes」を選択。ドライバーやマスターアドレスの解析を始めます。
途中アクセス許可を聞かれたら、許可しましょう。
解析が終わったら、次は「Pair」を選択します。するとbluetoothアドレスが表示され「USBと繋いでください。PCですでにペアリングした場合はこのステップをスキップできます。」と出てきます。PCでの設定がまだの場合はPairを選択。私はPCでは設定せず、スマートフォンでこのステップを行いました。
USBを外しても繋がっていれば無線接続成功です。お疲れ様でした。使用を中止するときはStopボタンでbluetoothのアドレスが正常に戻り、接続が解除されたのを確認して下さい。接続を解除しないとPS 4での接続ができなくなります。
ゲームをしてみる
動画はiPadですが、Z Ultraでも同じようにラグなしで快適にプレイできました。
これまではただの「Wireless controller」と表示されていたのが、Sony PLAYSTATION(R)3 Controllerと認識されるようになりました。
マウスモード、タッチモードなどもあって、Dualshock 4のタッチパッドも有効に使えます。
アナログスティックはマウス操作に便利です。ゲーム用と以外にも色々と使えそうでおもしろいソフトだと思います。FacebookやLINE等の通知を振動でブルブル教えてくれたのにも驚きました。まさか、デュアルショックでFacebookの通知を受ける日が来るなんて。
ただ、他のBluetooth機器をすべて殺してしまうのは、プラネックスのPS3対応アダプターを彷彿させます。これだとやっぱり8bitdoの方が使い勝手はいいです。手のフィット感が全然違いますが。