from: 小米笔记本-小米商城

 XiaomiがXiaomi Minote Airの13.3インチモデルと、12.5インチモデルの両モデルに4G LTEモデルを追加しました。Macbook Airのフォルムにそっくりなだけでなく、その質感や使い心地も本家に劣らず、USBやHDMIなどの豊富なインターフェイスは本家よりも実用的だとコスト面からも非常に人気があるノートパソコンの新モデル登場に注目が集まっています。

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外観に大きな変更点はないが、USB3.0ポート一つ減少

 外観において大きな変更はないようですが、本体左側面にあったHDMIポート横のポートの一つUSB3.0ポートがなくなっってしまったようです。

from: 小米笔记本 Air 4G 版体验:秒速 60Mb,移动下片儿不是梦 | 爱范儿

 本体右側は変更点はなくこちらにUSB3.0ポートとType-cポートがあるため、Macbook Airとくらべて有利なインターフェイスには変わりありません。

Xiaomi 13.3 Air 4Gモデルは代6世代Core i7にアップグレード

 4G LTEのsim内蔵で場所を選ばずどこでもネットができるようになっただけでなく、13.3インチモデルはひっそりとcore i7にアップグレードされているのはUSB3.0との交換条件としては天秤にかけてもよいところではないでしょうか。

メモリはかわらず8GBまで

 Core i7にアップグレードされ、少し期待しましたが内蔵メモリは8GBのままです。うーん16GBまで搭載してほしかった。

 残念ながら、オンボードメモリのため増設はできません。

 SSDについては、別記事で開設したとおり、最初から拡張スロットもありますし、もともとのスロットに別SSDを換装することもできるので、ここがXiaomi Airの大きな魅力なのは変わりませんね。

>>13.3インチモデルのSSD換装手順

>>12.5インチモデルのSSD換装手順

最大80Mbpsの速度で一年間48GB使用可能

 4G LTE機能がついたのに、利用しないままなのはもったいない。Xiaomiはなんとユーザーに毎月4GBまで使えるように契約を結ぶとしています。1年間48GBプランは1560人民元としています。

気になる回線速度は?

 こちらのデータは左がiPhone 7のsimを使った回線速度テストの結果で、右側がXiaoni Air 4Gの契約機種を使って計った速度だそうです。

from: 小米笔记本 Air 4G 版体验:秒速 60Mb,移动下片儿不是梦 | 爱范儿

 LTEだ5Gだと宣伝しておいて、速度制限で300kbps、500kbpsと押さえ込んでいる日本と比べて、中国でこれだけの速度でネットができることに正直驚いています。Xiaomiも月4GBの制限はありますが、コンスタントにこのスピードが出るとしたらすごいですね。

15インチモデルや16GBメモリ、GTX970Mは?

 Macbook Airの対抗馬としてXiaomi Airは充分健闘していると思いますが、以前にリークのあったMacBook Proの対抗馬が未だ発売されていないのが気になります。

 Xiaomi AirはNVIDIA GeForce 940MXのビデオカードにとどまり、クリエイティブな仕事をするにはさらにスペックの向上が求められるところですが、今後のリリース発表に引き続き注目していきたいと思います。

価格について

 新しいXiaomi Air 4Gのモデルは13.3インチモデルが 6,999元(約11万8,500円)、12.5インチモデルが4,699 元(約79,500円)としています。

 現在のところ、中国大陸のみで販売を行っており、香港や台湾での販売に関しては未定とのことです。

おまけ:遅れる日本の通信事業

 最近は「格安simカード」といった言葉も浸透し、Simフリースマホもかなり躍進してきたように思いますが、キャリアが嫌う改革として「eSIM」問題があると思います。今回紹介したXiaomiの新モデルもなんとeSIMを採用している超最先端モデルです。

 最近日本でも正式リリースされたGalaxy Gear S3は全モデル同様「物理sim」ではなく「eSIM(embedded SIM、組み込み型SIM)」というモジュールを採用し、現在の様にカードを差し替えることなく海外にいった際に現地simの情報にプロファイルを書き換えるだけでそのまま現地の通信会社を利用できるというとても便利な規格です。

 

 simカードが海外で主流になっていた時代に日本はソフトウェアの書き換えで、端末情報を処理して、日本国内でしか使用できない「ガラパゴス」仕様でした。

 ドイツやフランスのビジネスマンがスマートにsimを変更して台湾や中国で現地simを使っていたのを羨ましく見ていました。「日本ではどこでsimカード買えるの?」なんて聞かれて初めてSimカードの存在をしった時代でした。

 日本がSimを採用してからはGSMだけでなくWCDMAやHSPA+に対応した機種も簡単にアンロックができる機種があり、とても重宝したのですが、それから間もなく素人には到底解除できないような仕様になり再び暗黒時代に突入し、AppleやHTC、Samsungが出してくるsimフリー機種に世界中のユーザーは流れていったという経緯を覚えています。

 それまでは、中国人はせっせと東芝やシャープの携帯を買って自分達で中国語のromを焼いて、日中両国を行き来したりビジネスマンたちはそういう改造携帯をステータスにさえ思っていた時代があったのです。

 

 「mixiがあるからfacebookなんてやらない。PCがあるからiPhoneなんかいらない。メールがあるからLINEやカカオトークなんてやらない。」そういっていた日本はいまどうなっているでしょうか。

 今月せっかく出たSamsung Gear S3もeSIMが使えなくてはその特性がほとんど生かすことができません。

 これから観光立国を推進していく国の立場としても「自動販売機でsimカードを販売する観光後進国」ではなく「入国後スマートフォンの画面で賢くsimの切り替えができる観光先進国」を目指してほしいと思います。

 何度も何度も失敗してきた世界進出を、eSIMと違う規格で攻撃をしかけるぐらいの勢いでリードしていってもらいたいものです。

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