本当はDELL Venue 8 Pro用のActive Stylus 13Q41ですが、Asus T90Chiでも純正の如く非常になめらかに動作します。VivoTab Note 8はどこでもメモやスケッチをしてみたくて購入しましたが、下絵程度ならT90Chiでも充分できる実力を持っていることを証明してくれています。
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到着までは約10日
1~3ヶ月の発送予定日が出たときにはさすがに参りましたが、予定は早まり約10日間ほどで到着しました。DELLの直販にも750-AAIMという型番で販売されています。DELL直販でも2週間前後と言われたので、注文から到着までは大体2週間ほどで、他ユーザーさんの書き込みを見ても1ヶ月以上の待ちは最近はないようです。
今約一ヶ月ぐらい経っていますが、まだ電池がなくなる気配はないです。芯の替えはないようですね、残念。簡単に取り外せるのでもう少し柔らかいペンに交換できると嬉しいのですが、無理なようです。カツカツ画面に当たる音がするのは本当にもったいない。滑りが良くて好きという人もいうようですが、私はSurfaceのようなシリコンっぽい滑りが好きです。
芯を外した様子をみるとiPad Proと構造が似ていますね。
Wacomペンとサイズの比較
上から富士通デジタイザペン、Wacom グリップペン UP-911E-02DD、Active Stylus 13Q41の順です。どちらにも一長一短ございまして、
富士通:激安1000円程度で売られていた(今は売り切れ中)。短く細い。
UP-911E:替え芯があるので長く使える。持ちやすい。太くてクリップがないので携帯に不便。高すぎ、6000円ぐらいします。
Active Stylus 13Q41:意外と持ちやすい。クリップがあって収納も便利。芯が好みの硬さに替えられない。電池式。筆圧がWacomと比べるとやはり甘い。
パッと見はActive Stylusが劣勢ですが、実際使ってみて充分使える範囲です。お絵かきもそれなりに楽しめますし、メモ程度なら充分だと言えます。Transbook Chiユーザーなら絶対に買うべきですね。
Wacom全盛期はお絵かきタブレットというのは家で書くのが主流で、あまり持ち運びのことを考えられてペンが作られていませんでした。新参ながらAsusはよくユーザーのニーズを捉えていると思います。ちなみに富士通のデジタイザには100円ショップのボールペンにあったクリップを流用して使っています。
WacomとAsus Active Stylusの筆圧対決
富士通の1024段階筆圧感知可能なLIFEBOOK TH90シリーズと比較動画を撮ってみました。
評価
OneNote:
LIFEBOOK TH90 ★★★★★
ASUS T90Chi ★★★
Active Stylusも筆圧は反応するが、Wacom程敏感な反応はしない。払いや、髪の毛を書くのは難しいです。
Photoshop:
LIFEBOOK TH90 ★★★★★
ASUS T90Chi ★★★
WacomはPhotoshopのためにあるようなペンだと思うので、さすがに完全対応ですが、AsusはOneNoteと同じような挙動です。充分楽しめますが、本格的な用途はまだ厳しいかと。
Clip Studip(クリスタ):
LIFEBOOK TH90 ★★★★★
ASUS T90Chi ★★★★★
びっくりしました。ソフトでここまで代わるのかと。Clip StudioのPaintならきれいに筆圧感知に反応します。またソフト側で微妙な筆圧設定もできるので、自分好みのカスタマイズもできます。
OneNoteではできなかった微妙な払いや、抜けができます。
体験版がダウンロードできるので興味のある方は試して見て下さい。
Wacomにはまだ少しかないませんが、3万円の8インチWindowsがこれだけやってくれれば充分です。これからZenPadなどで研究を重ねてどんどんペンも進化していくことに期待しています。
普段はマウスなので使用頻度はそれほど高くないですが、買ってよかった商品です。
それにしてもiPad Proは本当にデモ動画のように反応するのか?
実は久しぶりにLIFEBOOKを引っ張り出してデジタイザーペンを使いましたが、Active Stylusに比べてその筆圧の微妙なタッチには正直感心させられます。これだけダメダメな富士通のPCに唯一購買意欲をもたせる機能がWacomの筆圧感知です。富士通さんはWacomさんに本当に感謝すべきだと思います。
しかし、驚きなのはそのWacomのペンを持ってしてもiPad Proがみせたこのような漢字の微妙な傾き、筆の入れを再現するのは中々できないと思います。LIFEBOOKは元々傾き検知はできないので不可能です。
SamsungのGalaxyNote S Pen、MicrosoftのSurface Pen、AsusのActive StullusとZ Stylus、iPad ProのApple Pencil、ワコム以外にも様々な筆圧感知対応のペンが出てきていますが、沈黙を続けていたAppleの新兵器も待ち遠しいです。