大渋滞に巻き込まれるだけのゴールデンウィークは嫌だと思い、近場を選んで大正解でした。『神庭(かんば)の滝』と『湯原温泉の砂湯』どちらも素晴らしかったです。

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西日本一の規模『神庭の滝』

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 神庭の滝は、日本の滝百選に指定されており、高さ110m、幅20mの断崖絶壁を落下する滝の豪快さは、中国地方随一。入場料 大人:300円 小中学生:150円

 ここでは、おサルさんの方がペットよりも格上です。犬や猫を連れて決しておサルさんの遊んでいるところを邪魔したりしてはいけません。

 今回は猿に出会うことなく平穏に滝を見ることができましたが、普段は写真の様に猿が遊びに降りてくることがあります。もちろんお菓子などを見ると奪われますので子供連れでいく場合は要注意です。

 ゴミ箱の漢字が「護美箱」となっているあたりシャレオツであります。

 神庭の滝までは少し歩きます。15分程度の軽いウォーキングなのでゆっくり自然に触れ合いながら気持ちよく歩けます。途中見た天然記念物のケグワも立派なこと。

 いやぁ、見事です。

 年中耐えることのなく滴り落ちる水滴を玉垂の滝と呼んでいます。

 なるほど、玉垂っております。

『龍神丸』を祭ってある祠です。ここで大声で「りゅうぅううじんまるぅぅ~~~!」と叫ぶと中から「おぉぉぉおおおっ!」という声が聞こえてくるとかこないとか。

 滝に行くまではずっとこのようなマイナスイオンのオンパレードです。 

 鬼の穴もメインスポットの一つなんですが、

 ここで30~40分使ってしまうと日が暮れそうな時間帯に来てしまったので今回は見送りました。残念。せっかく休日なのにもっと余裕をもって来るべきでした。

 沖縄では草むらに入ることはハブに喧嘩を売るようなもので、絶対に夏場に草むらに近寄ったりしませんが、本土もやっぱりこういう強敵がいるんですね~。

 同じ緑の葉っぱにみえてもよく見るとそれぞれ形が違います。四季折々の様相があって、特に紅葉の時期はたくさんの人で賑わいます。

 ちらっと写真右上に滝が見えています。

 むむむ!これは見事!こんなに雄大な自然の風景を拝めるとは。しかも例の如く人がいない・・・。ゴールデンウィークだぞ~~!!!

 流れもだんだん急になり、上を見上げると。

 じゃじゃ~ん、絶景であります!

 秋にはこの青々とした葉も美しい紅葉に変わります。

 滝の奥に見える祠です。神々しいですね。こういう滝を目の前にすると自然を崇拝する気持ちがわかります。

『星山のみ谷にあまる滝の音はながれて遠く世にとどまらん』岡直廬の詠んだ歌です。

 頭にこんな小さな虫がついていましたが、拡大すると何とも愛らしいこの虫はいったいなんでしょう。

 じょ、じょ・・・う・・・じ。じょうじ!じょうじ!変な虫でないことを祈ります。

 こういう景色を見てさらさらさら~っと水墨画に描いたりできたらおもしろいのですが、写真に残すのが精一杯でした。せっかくタブレットがあるので、デジタル絵画にも挑戦したいなぁ。

湯原温泉へ

 夜は湯原温泉郷の『我無らん』さんへ泊まりました。

www.y-gamelan.com

 う~ん、なんだかラブホテルのようなつくりで正直25000円という価格に合わなかったと後悔してます。口コミは評判がいいので、好きな人は好きなんでしょう。

 オッサン的には落ち着かず好みではありません。でもやはり価格帯からか他の宿泊客も中年夫婦がたくさん泊まっていました。

 岡山の田舎で2万円以上出して泊まるベッドではないだろうと思います。川辺にはたくさんキャンピングカーや車内泊組がいましたが、私も次回は車内泊か安いビジネスホテルに泊まって、食事はしっかりおいしい料理を頂くといったプランに変えるつもりです。すぐ近くにオートキャンプ場もあるので、子どもはキャンプの方が喜ぶでしょう。

 そう変わらない値段で立派な旅館もあったので、接待をするなら『菊の湯』や『八景』といった旅館にするのが無難かと。

 温泉街の雰囲気はとても良かったです。西の横綱の評価を受ける混浴露天風呂『砂湯』はなんと24時間無料で入れるので好きな時間に入ることができます。地元の方の行き届いた管理に感謝です。

 千と千尋の神隠しのモデルになったと言われる『油屋』さんもジブリファンにはたまらないでしょうね。

 湯原を更に北に進むと山陰と山陽を横断する山脈が連なっており、放牧などが盛んで高原地帯が広がります。

 実はお蕎麦もめちゃくちゃおいしいんです。真庭市に来たらお蕎麦もご賞味あれ。

湯原温泉ダムカレー

from:おはようございます。... - おかやま穴場ネット(岡山県観光連盟) | Facebook

 本当は『うさぎや』というところで湯原温泉ダムカレーを食べて帰りたかったんですけど、日曜日はパンケーキとカレーうどんしかしていないとのことでした。

 それはそれでいんですが、お店に入っても「いらっしゃい」も何も言わない。席に案内もしない。前の客が食べ終わった席の食器を片付け始めたので、その席にいけばいいのかなという感じで店主の片付け始めたテーブルの前に着きましたが、こんな接客は中国ですら受けたことないです。

 ようやく口を聞いてくれそうだったので「ダムカレーはまだありますか?」と尋ねたところ「すみません。日曜日はパンケーキとカレーうどんしかやってないんです。」との返事が返ってきました。

 正直こんなお店はとっとと退散したいという気持ちだったので良い退店の口実ができたとほっとしました。

 しかし、ホームページを見ても4月25日リニューアル、ダムカレーの店とは書いてありますが「日曜日はダムカレーなし」のような文は見当たりません。

うさぎや|【公式】岡山湯原温泉の料理旅館-八景-≪最低価格保証≫

 ランチに間に合うように蒜山高原を午前中で切り上げて湯原にUターンしてきたというのに・・・。とほほ。

 と思っていたら、同じ思いをされた方がいらっしゃったみたいですね。「2度と行くことはない」と客に決意させるその手腕にはびっくりです。

 40代前半女性の口コミですが大いに納得。

tabelog.com

  玉野からわざわざ来たブロガーさんもあきれております。

ameblo.jp

 湯原の旅館『八景』が営んでいるようですが、八景での接客にもうさぎや同様の不満を持たれた方がやっぱりいるようです。

www.tripadvisor.jp

 湯原の土地が素晴らしいだけに、非常に残念な出来事でした。

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