日本時間の6月19日23時には特設サイトのカウントダウンがゼロを表示、間もなくクラウドファンディングサイトINDIEGOGOにはCHUWI MiniBookの姿が現れました。始めこそ爆発的な伸びは感じられなかったものの、コンスタントに出資者を集め開始24時間も経たずに200万ドルの出資を集めることに成功!
21日夕方には目標額の900%を超える額にまで膨れ上がり、残り59日を待つことなく大成功の様子が見て取れます。
目次
ストレッチ目標達成で指紋センサー機能は無料で追加
熱いファンが集まったおかげで、35万ドルの支援金は大きく達成されたため、指紋センサー機能も無料で追加されることが決定!
(最初から指紋センサー無料でつけるつもりで低めにストレッチ目標を設定したとか野暮な突っ込みをしてはいけません。)
一番人気はやはりm3-8100yモデル
$499の超早期価格からはもれても$530という破格値に迷うことなくポチってしまうというUMPC好きは多いようです。
追加で$499の募集メールも
もし、最初の200名に間に合わなかったという場合はもう一度早割のために事前登録したメールボックスをチェックするといいことがあるかもしれません。限定数はシークレットということで新しいメールが届いていました。
$30変わるとかなり大きいですからね、25%オフの権利はうまく利用してアクセサリ類に投資しちゃった方がよりUMPCを楽しく使えますからね。
日本語版キーボードも用意?
INDIEGOGOのページには日本語版キーボードもあると書かれていました。
ただし、出資価格をみると$1?となっているので、まさかただのステッカーという落ち?
お値段以上CHUWI?
Type-Cに加えUSB 3.0やHDMI、microSDスロットといった拡張機能などお値段のわりに、かなりお得感のあるMiniBookですが、
M.2空きスロットを用意して爆速SSDを追加できるのは最高ですね。
バックライトキーボードもあるので、OneMix 2Sと比べても魅力たっぷりです。
詳細スペック
201x 128.6 x 19.3 mmの8インチ、約662g。ライバル機8.4インチのOneMix 3は204 x 129 x 14.9 mmで重さ650gと比べると、わずか数ミリOneMix 3の方が大きいですが、厚みで差がでているせいか、重量においてもOneMix 3の方が軽くなっているという点で好みが分かれるかもしれません。
バッテリー容量もMiniBookは7000mAh、OneMix 3は8600mAh。MiniBookの方が容量を抑えているのにも関わらず重くなっているのは残念としかいえません。
筆圧ペンはない?けどカメラはある!
当初は筆圧ペンも対応ということだったはずなんですが、INDIEGOGOでも一切触れていないので、そっとフェイドアウトしてしまったのかもしれません。
ただし、カメラ機能は予定通り備えているようで、カメラ機能はGPD PocketやOneMixにもない大きな魅力のひとつです。
一番の魅力はやっぱり価格
ちょっとぐらい重かろうが、筆圧ペンがなくなってようが、500ドルなら買っちゃうでしょう?中国メーカーの一番の強みだと思います。Surface Goが大健闘していますが、CPUやインターフェイス、SSDスロットなどスペックと価格でも優っているのはやはりCHUWI MiniBookの方ではないでしょうか。
ただ、Surface Goのスリープ復帰の速さとスタイラスペンの使いやすさはさすがの完成度です。
出荷は2019年9月を予定?
タイムスケジュールをみると、6月にIndiegogo開始、7月プロトタイプ1.0をテスト、初回量産品のテスト、8月には量産体制に入り、9月に出荷が始まるようです。
ただ、9月となると遅すぎる感が否めません。
OneMix 3Sも7月中には発送され、8月頭には遊んでいる人もたくさんいるはずでしょうし、価格勝負に出たGPDのP2 Maxとも時期が被るかもしれません。
OneGxシリーズ、GPD Win max、GPD Win 3と判明しているだけでもまだまだ発売を控えているUMPCがあるので、「9月ならもう少し情報を待ってから決める。」「やっぱり先にOneMix 3で遊んでおく。」というユーザーも多いでしょう。
もっと恐ろしいのはそのとき価格も据え置きのOneMix 4の発表なんてものが出た時ですよね。去年は9月頃OneMix 2の発表があったので、OneMix 4の情報が今年も同時期に発表される可能性はゼロではないでしょう。
反対にこれらの懸念材料が気にならず、9月までまてるし、高いUMPCには興味がないという場合、CHUWI MiniBookは最高の選択肢になるということも言えます。