One Netbookといえばgeekbuying、初代One Mixから常に一番乗りで商品販売を行っていますが、今回は12月11日発表のOne Mix 2S Koi Model(錦鯉限定版)8GBメモリ、512GB SSDを発表当日に行っています。geekbuyingの本気度はそれだけでなく、通常$1099.99のところクーポン使用で
$859(スタイラスペンも付属)
で販売開始です。そして、この錦鯉限定モデルはビジネスパーソンを狙った製品だけに、世界中の空港ラウンジ等のサービス施設で4回サービスをうけられる特別VIPカードが付属しています。「特別な赤」はまさに特別でした。Koiモデルをもって海外出張前にVIPラウンジでまったりなんて胸アツですね。限定価格特価での販売でしたが、4月22日現在は869.99ドルに値上がりしてしまいました。
目次
特徴
英語にするとKoiの文字がますますカープファンの心を刺激する商品ですが、全くもってそのあたりOne Netbookは狙っていなかったと思います。チームカラーまでかぶってしまって、ここまできたらこっそり「HIROSHIMA」とか刻印すればカープファンを根こそぎ確保できたのに、もったいないですね。
真紅のレッドカラーだけじゃないSSD増量の魅力
単に赤くなっただけではない今回の限定モデル、その意味ではミッション・インポッシブルモデルとは大きく異なるため事前の「特別な赤」という煽り文とも合致します。
SSD容量が通常の256GBから512GBにアップグレードされています。OneMix2Sの本体ストレージを換装、増量アップグレードするのはとても個人レベルではできそうにないので、カラーモデルの魅力より大きいのはOne Mix2Sのもつ超高速ストレージをそのまま512GBまでアップグレードできるということではないでしょうか。
世界中のVIPラウンジを4回利用できる
One Netbook社はOne Mixシリーズをサラリーマン向けのビジネスモデル商品としてすごく重視しているようで、今回の世界中のラウンジを使用できる権利というのも、そのあたりにフォーカスをあてたサービスということになります。
がじぇ太郎が思うに、少なくとも日本ではそんな高級VIP層はこの真っ赤なOne Mix 2Sをはじめ、他シリーズを手にもつことすらないんじゃないかと思うのですが、どうしてもビジネス路線は推し進めたい意向のようです。一度直接「日本でUMPCが売れてるけど、この機種を望んでいるのはそういう層ではないと思う。」と直接お話する機会はありましたが、そこは聞く耳持たずといった感じで、今後のシリーズの明暗を大きく左右するところなので心配ですね。
高級VIPラウンジは一度使うとくせになる
とはいったものの、高級ラウンジは一度使うとやめられません。海外出張組のスペシャル特典と考えてもいいどのグレードのラウンジが使えるのは詳細がわかりませんが、仮にANAのダイヤモンドメンバー級だとしたら、絶対一度は体験すべきですね。トップの頂きにたった!そう実感できるサービスです。
Koi限定モデルには特別なVIPカードがついてくるとのことです。
参考▶ANAダイヤモンドの特典、メリット。ステータスを1年体験しての感想
人とは違う、特別なOne Mix 2S
そうですよね。こんな真っ赤なPC自体珍しいのに、7インチでポチポチ作業してれば嫌でもおかしい奴特別な存在として一目おかれることでしょう。
レッドカラーは精気を養う効果もあると、昔から赤い下着を身に着けたりといった健康法もありますよね。風水的な目的でこの赤をバッグに忍ばせるというのも一つの考え方です。苦しい?ディスってないですよ(汗)
CPUはOne Mix 2Sのm3-8100Yを採用
One Mix 2Sシリーズの特別仕様という位置づけのようなので、CPUに関しては2Sシリーズに準拠しているようです。評判の良いm3-8100Yを採用しています。
ところで、7Y30もってる人いるの?
鯉に恋い焦がれ鯉に泣く
UMPC世代ならこのフレーズの元ネタがわかるかと思いますが、赤モデルの魅力を伝える限界を感じています。
でも確かに、胸ポケットから真っ赤なPCを取り出したら
「こいつ、一体何する気だ?」
というクライアントからの只者じゃない感は一発で勝ち取れそうです。その分プレゼンのハードルはあがりますが、第一印象が大事ですからね、掴みとしてはアリかもしれません。
スタイラスペンもレッドカラーに統一
この少量生産でよくやるなと思いますが、スタイラスペンもちゃんと赤に統一してくれています。このへんの仕事はきっちりしてくれるのがありがたいです。
ペンだけでも、通常カラー、レッド、ブラックなどのカラーモデルを展開してほしいですね。特にブラックカラーなら目立たないのですごくほしいです。
ジェットストリームを装着できるようにしてくれるとビジネスパーソンが飛びつくのに、もったいないですね~。3色+シャーペンとかはあるのに「3色+スタイラスペン」とかはWacomですら出さない不思議。
その他2048段階筆圧検知対応や、指紋センサーつきなどの点は2Sと同じです。
中国国内との価格差
中国国内では
ミッション・インポッシブル限定モデル:5399元
Koi(錦鯉)限定モデル:5999元→予約割で5499元 5598元(予約金99元を支払うと500元の優待がうけられるため、5999+99-500=5598元)
となっており、12月13日のレートで5598元は
約815ドル
です。日本までの送料や海外での販売ということを考えると65ドル差というのは許容範囲内かと思いますが、もちろん中国で購入したほうがお得なので、中国で購入できるルートがある方はそれを使うと良いですね。
ちなみにヤフオクでミッション・インポッシブル限定版は9万~10万円の間で取引されているようなので、それを考えるとSSD 512GBのアップグレードで800ドルというのはかなりの大盤振る舞いです。
ミッション・インポッシブルモデルとの差が100元(約1650円)しかないので、650ドルぐらいまで下げてほしいですけど、無理かなー。
AliExpressでは優待クーポンも
Koi限定モデルはまだ確認できていませんが、AliExpressでは限定クーポンも出ているので、geekbuyingと合わせてチェックすれば最安値で購入ができそうです。
参考▶AliExpress One-netbook公式販売店
スペック詳細・サイズ等
何度も言及してきているので、間違えるかたも少ないと思いますが、Koiモデルと通常OneMix 2Sとの違いはカラーとSSD容量になります。
One Mix 2Sを初めてみるよといった方も詳細についてはスペック表を参考に購入を検討されてください。
サイズ・外観
サイズは変わりませんが、天板の錦鯉についてはこれだけで購入を控えるって方もいるかもしれないので、購入前にはこのあたりの細かな違いもしっかり見ておいた方がよさそうです。geekbuyingの予約販売ページでは更に多くの写真が確認できるので、外観などしっかりチェックしてみてください。