lenovoから新世代ThinkPad 10について発表がありました。Windows 10をプリインストールして今年8月に発売予定とのことです。
ソース:Lenovo Newsroom | New Lenovo ThinkPad 10 Gives Businesses True Freedom
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第一世代との比較
Lenovo ThinkPad 10 | ||||||
Lenovo ThinkPad 10 Gen 2 (2015) | Lenovo ThinkPad 10 Gen 1 (2014) | |||||
サイズ | H: 177mm W: 256.5mm D: 9.1mm |
H: 177mm W: 256.5mm D: 8.9mm |
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重量 | 617 grams | 598 grams | ||||
CPU | Intel Atom x5-Z8500 1.44-2.24 GHz quad-core 14nm Cherry Trail Intel Atom x7-Z8700 1.6-2.4 GHz quad-core 14nm Cherry Trail |
Intel Atom Z3795 1.59-2.39 GHz quad-core 22nm Bay Trail | ||||
GPU | Intel HD Graphics (Gen 8 with 12 EUs on x5, 16 EUs on x7) | Intel HD Graphics (Gen 7 with 4 EUs) | ||||
メモリ | 2/4 GB LPDDR3 | 2/4 GB LPDDR3 | ||||
ストレージ容量 | 64-128 GB eMMC | 64-128 GB eMMC | ||||
ディスプレイサイズ/解像度 | 10.1" 1920x1200 | 10.1" 1920x1200 | ||||
バッテリー | 10 時間, 32 Wh | 10 時間 | ||||
アクティブペン | ThinkPad Pen Pro | ThinkPad Pen Pro | ||||
価格設定 | $549 | $599 |
比較表から暑さのみわずかに2mmだけ厚くなっているのがわかります。ほぼ同サイズなので、購入の際には第一世代の規格を参考に第二世代用のカバン選びなどを先にできそうです。
重量も厚さやCPUの変更からでしょうか、約20g増えています。それに加えてカメラ画素数も落ちているので少し不満点が増えます。ただ、カメラは500万画素もあれば充分だと思います。画素数ではなく、カメラの映像処理や、オートフォーカス対応なのか、キャリブレーションがどうなっているのかというのが気になります。
CPUにはCherry Trailを採用。Surface 3より後発で同じCPUなのは残念ですが、1024段階の筆圧感知に対応したThinkPad Pen Proが使えることは大きな魅力です。
CPUやGPU以外で大きな変化がみられないため、第一世代が大きく値下がりすればそちらも充分魅力的です。
GPUの処理がどこまで大きく向上しているかが第二世代を購入する決め手となると思いますので、先にSurface 3の処理速度と第一世代の処理速度を体験してから購入を考えてみるのは如何でしょうか。
価格面では、Surfaceは約88000円~100000円という価格ですが、ThinkPad 10が549ドル(約68000円)と考えるとかなり割安に感じます。また、ドッキングステーションやフォリオケース、キーボードなど豊富なアクセサリーをメーカー側で用意してくれているのもいいですね。アクセサリー類の価格は下記の通り。
- ThinkPad 10 Folio Keyboard - $110
- ThinkPad 10 Ultrabook Keyboard - $119
- QuickShot Cover - $45
- Tablet Dock - $129
- ThinkPad Pen Pro - $40
- ThinkPad Protector Case - $55
- ThinkPad Protector Should Strap - $10
- 3M 4-way Privacy film - $70
- 3M Anti-glare film - $30
- Kensington MiniSaver Lock - $50
- ThinkPad Micro HDMI to VGA adapter - $40
- ThinkPad 10 Folio Wrap - $30
- ThinkPad 10 DC Charger - $50
Lenovo Castにも注目
Chrome Castに似たこの円盤型のデバイスは、MiracastやDLNAにも対応し、Chrome Castよりも使えるやつです。ただ接続が片方はmini HDMIなので、また余計なケーブルが増えそうです。
しかしこの無線ワイヤレス映像の規格というのはIntel WiDi、Miracast、AirPlay等ありますが、いずれも遅延問題は解消できていません。ほぼ遅延が感じられないレベルのWHDI、WirelessHDMIの上位互換版が普及すればいいのですが、時代はMiracastのようです。持ち運べて価格も安いWiDiやMiracast製品ですが、遅延がひどいのでプレゼン以外での使用が実用的ではありません。しかしながら、WHDIだと機械が大きい、価格が高いというのがネックになります。Lenovo Castがどこまで実用レベルになっているか注目です。