128GBのmicroSDXCを購入して、スマホやWindowsでもバッチリ表示されていたので安心して使っていると8GBを越えたあたりから写真が保存されない!保存されていたはずなのに、ファイルを移動させようとすると破損している。そんなことが頻繁に起きているそうです。

スポンサードリンク

スポンサーリンク

大量の偽者商品が出回っているらしい

 大容量のSDカードもかなりお手ごろになり、ヘビーユーザーでなくてもその価格から大容量のSDカードを購入するケースが増えているようです。しかし、安さを売りにしたAmazonの販売業者の中には悪質な商売が後を絶たないのだとか。なんとその筆頭にあげられた『juhショップ』『karei@』『夏黎株式会社』ですが、オジサンはなんと見事に全てここから購入していたのです!

 最初に買ったSDカードが問題なく、しかも最安価格だったので、敢えてそうしていたのですが、最初に正規の製品をばらまいて、購入者が増えたら偽物も混ぜて売っていたのでしょうか?信頼していたのですが、多くの被害者がいるようなので今後の購入は控えるかもしれません。

マーケットプレイスにはご用心

 並行輸入品や海外から送られてくるケースもあるので、安いからといって手を出すと初期不良やその他の不具合が起こった場合面倒になってしまうことがあります。ただ、海外に拠点があってもちゃんと対応してくれる販売者もいますし、日本の販売店であってもサポートがさっぱりというところもあるので、『販売店の評価』『購入者の評価』『いつ頃から存在している販売店なのか』を目安に私は購入しています。

 頻繁にユーザーレビューをみていて、こちらからアクセスしていなくてもレビュー欄にコメントを返してくれたり、早急に対応している販売店は万一商品に不具合があり気に入らなかったとしても返品には応じてくれるので、こちらが金銭面で損をすることは少ないです(時間は無駄になります)。

 但し、『この商品は、XXXが販売し、Amazon.co.jp が発送します。』と書かれている場合は、マーケットプレイスの出品者であっても商品の返品および返金はAmazon.co.jp のポリシーに準じるので手続きもスムーズにいきます。

何故こんなに偽者が出回るのか

 今も同じ体制なのか定かではないですが、リンク先の話をそのまま信用して書くと『商品名とバーコード』が正規品と一致すればアマゾンの倉庫の中に簡単に混在されるシステムになっているのだそうです。一つ一つ検品するのは難しいかもしれませんが、偽造品を紛れ込ませないシステムの開発は今後の課題ですね。

購入したSDカードに問題がないか調べる

http://www.heise.de/ct/c-t-Systeminfo-473388.html

読み込み、書き込みの両方をチェックするツールとしてH2testwを使用しました。上記のリンクからh2testw_1.4.zipを選んでダウンロードします。

 ドイツ語でわからないという方は英語も選べるので「English」を選択して下さい。

あとは「Target」でチェックしたいSDカードやUSBメモリを選択し、「Data volume」でどれだけの容量のチェックを行うか選択できます。「Write+Verify」をクリックして開始します。

 64GBのmicro SDカードをチェックするのに2時間以上かかりましたので、余裕のあるとき、または就寝中などにチェックするのがいいと思います。しかし、購入後早めに行っておかないと返品の要求も難しくなると思うので、時間はかかりますが必須作業だと思います。私の購入したSDカードの結果は下記の通りです。64bit Windows 7でUSB 2.0のカードリーダーを使った場合なので、USB 3.0にすればもう少し上がるのではないかと予想しています。

Test finished without errors.
You can now delete the test files *.h2w or verify them again.
Writing speed: 8.66 MByte/s
Reading speed: 18.6 MByte/s
H2testw v1.4

 この64GBのmicro SDカードはclass 6のものですが、今はClass 10が当たり前の時代ですので速度はもっと上がるでしょうが、スマホやカメラの記憶媒体としては充分です。何より、不良セクタもなく64GBすべて書き込めてほっとしています。128GBのものはAsus T90Chiにシンボリックリンクで使用中なので、ちょっとデータの移動が面倒なので、また機会があればみようと思います。動画など入れてギリギリの容量でVivotab Note時代から使っているので1年以上使用しているし、実際の使用で問題は出ていません。

H2testwの使用後はSDカード内に大量にデータが書き込まれていますが、IODATAのフォーマッター等で簡単にフォーマットできます。

HDD・SSD・SDカード・USBのフォーマットにおすすめのソフト - がじぇぶ 

CrystalDiskMarkでも確認しましたが、ほぼ同様の結果が出ました。

Sequential Read (Q= 32,T= 1) : 20.292 MB/s
Sequential Write (Q= 32,T= 1) : 13.579 MB/s
Random Read 4KiB (Q= 32,T= 1) : 3.591 MB/s [ 876.7 IOPS] Random Write 4KiB (Q= 32,T= 1) : 2.429 MB/s [ 593.0 IOPS] Sequential Read (T= 1) : 19.714 MB/s
Sequential Write (T= 1) : 10.905 MB/s
Random Read 4KiB (Q= 1,T= 1) : 3.018 MB/s [ 736.8 IOPS] Random Write 4KiB (Q= 1,T= 1) : 1.654 MB/s [ 403.8 IOPS]

Test : 32768 MiB [D: 0.0% (0.0/59.5 GiB)] (x5) [Interval=5 sec] Date : 2015/10/19
OS : Windows 7 Ultimate SP1

メーカーサポートに登録しておけば安心

 例え正規品でも、壊れるときは壊れます。もしもの場合に備えて、サポートが受けれるように準備しておきましょう。トランセンドは永久保証もあり安心ですが、30日以内に製品を登録しておかないと保証を受けられません。購入後は速やかに登録しておきましょう。

製品登録-サポート-トランセンドのウェブサイトへようこそ

 サンディスクも無期限保証です。サポートを希望の場合は、サポートに連絡下さいと箱に書かれています。メールの場合、後ほどリプライがあるのでその支持に従えばOK。並行輸入品の場合は、日本では無理なので、香港や光州など購入元の現地に赴くか、メールで相談すれば復活の希望はあるかもしれません。ただ、サポートまでの送料は自己負担なので、新しいSDカードを買うほうが手っ取り早いでしょうね。

SDカードの書き込みをロックするつまみが折れて壊れたので、サンディスクの「無期限保証」を使ってみた - GIGAZINE 

64GBなのに59GBしか書き込めないぞ!

 初めて大容量のSDカードやUSBフラッシュメモリを購入した方だと思うのですが、レビューの中に『8GBのものを買ったのに7.4GBしかないじゃないか!』

『128GBを買ったら119GBしか使えない!10GBも損した!』とか嘆いている人が結構います。これはHDD等のメモリの販売時の表示が10進数で表記されていて、実際Windowsやコンピューターの世界では2進数で表示されるので相互に誤差が生じているからです。

 1フィートが30.48センチなのに1フィート=30センチと計算すると、2フィート、3フィートではそんなにずれが生じなくても10フィートぐらいになると5センチぐらい差が出てしまいますよね。身長が5センチも違うと大変なことですが、記録メディアの場合平気でこんなことをしています。ですから1TBのHDDなんか買ってくると931GBとパソコンには表示されて「70GBどこいったんじゃー!」とメーカーに苦情の電話をするなんてのは日常茶飯事です。メーカーはこっそり『1TB=1,000,000,000,000Bとして計算』と書いてくれていますが、それぞれ決められたルールに従っているだけなので一概にメーカーさんだけを責めることはできません、

 こういうのって、いくらでもあると思うんです。『燃費リッター35km!』とか書いてあっても、実質20キロぐらいしか走らなかったり。いわゆるカタログ燃費ということで広く熟知されていますが、初めて大容量のメモリを購入された方はこの違いにびっくりして不良品だと思うことも多いようです。

偽物トラブル回避まとめ

・「夏黎株式会社(海外マーケット)=悪質」ではない。

・出品者や商品の評価、販売期間を考慮して購入する。

・心配なら大手量販店や、Amazonの販売するものを購入する。

・偽物を掴まされてもAmazonの発送した商品なら返品が楽。

・メーカーサポートに登録しておけば故障しても安心。SDカードは一生モノ!

・自分でカードの品質をチェックする。購入後すぐ行うのが吉。

 などして、偽物商品を回避しましょう。

 

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事