GPDやOne-Netbookではいつもいち早く詳細な動画レポートを発信してくれるThe Phawxさんが早くも「GPD MicroPC - Unboxing and Quick Impressions.」というタイトルで実機の動画レビューを公開してくれています。
外箱はシリーズでもおなじみの箱ですがしっかりと「Micro PC」のモデル名がついています。
ストラップはすでに装着状態のようです。
このヒンジのクリック音はお気に入りの様子。しっかりできているようです。
話題となっているシリアルポート類や有線LANポート、カメラネジ穴も確認できます。
ファンコントローラーなど、ほぼ製品としては完成状態に近く仕上がっています。
タッチパッドは大きさや質感的にもPlay StaitionのDualShock4のタッチパッドに似ています。タッチパッドをタップすることでもクリックができるようですが、コーナーを押し込むことで右クリックとしても反応するようです。
タイピングテストを行っていますが、なかなかスムーズに手持ちでの入力をこなしています。これはGPDの設計の優秀さというより、氏のスキルの高さを称賛すべきなのでしょう。
そして動画は分解部分へとすすみます。
気になるコネクターが写真左あるのと、放熱対策でしょうか、金属シートがはられています。
MHPC M3295NL 1836はググってみるとLANのスイッチングモジュールのようです。
技適問題も大丈夫そう
ITEコントローラーの下にWi-Fiモジュールっぽいチップがついています。
もっとよってみると、TA:H85667-006 という型番のようです。EzBookについていた技適マーク付きのチップと同型ですね。
OneMix 2SはTA:H85667-007で技適マーク付きです。
OneMix 2Sと違うのは筐体底面部に技適のマークがしっかりと入っておりちゃんと日本でも使用できるという安心感があります。
さすがの電源周り
ACアダプターからは5V-3A、9V-2.67A、12V-2Aと確認できます。One Mix 2Sのように、12Vの縛りはないかと思われます。
電圧も7.6Vと安定した動作が期待できます。3100mAhは容量がすくなく感じますが、省電力CPUなので今のところは問題なさそうです。ただ、もっとパワーのあるCPUやメモリの増強を開発段階で示唆していたので、バッテリーの容量問題はどのように解決するのでしょうか。
サイズ感や仕様などニッチやターゲット向けに仕上がっており、UMPCの新たな可能性を見出してくれそうなMicro PCさんには今後も要注目です!