開始早々の女王アメリカゴールラッシュ。モーガンをどう抑えるか?ワンバックVS澤?マスコミに踊らされ、モーガンばっかりに注目してたらロイドにハットトリック決められ前半で試合終了。
王者の風格たっぷりのアメリカ、フェアプレーで堂々たる勝利!素晴らしかったと思います。
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目次
開始早々5分の2失点は効いたT_T
え?何?入ったの?ぶわー!信じられませんでした。楽しみに待っていた決勝戦。まさかこんな立ち上がりがまっているとは。
これがゲームなら即効リセットしてゲームを最初からやり直しているところですが、現実世界はこれを受け入れて残りの80分を戦い続けなければなりません。
さらに10分後には4-0という最悪の状況に
もう何が起こっているのかわかりません。応援すればするほど、劣勢に。アメリカサポーターも同情するぐらいの点差が開き。もうサッカーでここまで点差が開けばひっくり返すのはもう無理ゲー。
昨年のワールドカップ男子準決勝、夢の好カード『ドイツ対ブラジル』で同じような光景を見たような気がします。世界の王者、ブラジルが強敵とはいえ7-1で退廃を喫した試合です。
それでも挑戦し続けたなでしこ達
決勝トーナメントでは中々フェニッシュブローが決められず、歯がゆい思いをしていた大儀見選手。彼女の一矢報いるシュートは華麗でした。超一流のソロ選手の無失点記録を鮮やかに破ったそのシュートに期待をもつことができました。
その後は調子をとり戻り、何度もアメリカゴールにあと一歩という場面をつくり出しましたが、力みからかあともう一押しが足りません。しかし、腐らずにボールをおいかけ、サポーターが諦めかけた場面でまだ戦えるという姿勢を保ったままの後半戦への持ち越し方は素晴らしいとオジサン感動しました。
監督も必死に抵抗
岩清水選手ベンチに下げ、澤選手を投入、準決勝では値千金のオウンゴールを呼んだ川澄選手も早々に交代。
流れを変えたい、まだまだ諦めていないという気持ちが伝わって来ました。
後半自信を取り戻すも時すでに遅し
前半はパスミスの多かったキャプテン宮間選手も、後半からは嘘のようにゴール前に素晴らしいボールをあげ続けます。
宇津木選手は決勝で一番落ち着きがあり、豪快なシュートも連発、一番良かったんじゃないでしょうか。
宮間キャプテンも気持ちでは負けていません、まだまだ諦めないという気持ちがオウンゴールを演出。4-2となり、このまま同点までいけるか?と思っていた矢先の2分後、ヒース選手がダメ押しの1点。5-2となり、ここまで無失点のソロ選手と、得点で有利にたつアメリカ、守備を固めればもう逆転劇の奇跡は起こらないのは明白でした。
それでも攻め続けたアメリカ
もうこれ以上の得点はいらないアメリカでしたが、最後まで攻め続け日本にも何度かチャンスを与えてくれました。
アメリカのこの紳士的なプレーが最後まで試合をおもしろくさせてくれたと思います。自陣でのドリブルやパス回しで時間を長く使ったり、ゴール前をがっちがちに固めて完全勝利を掴みに行くのではなく、最後までフェアプレーであってくれたことにスポーツマン(ウーマン?)の心意気を感じました。
全力を尽くした撫子たちは涙し、くやしさでいっぱいの表情でしたが、決勝で最後まで諦めずに完全アウェイの雰囲気の中よくぞ戦い抜いたと思います。
決勝まで日本人が進めることだけでも充分少年少女に大きな夢と希望を与えたことでしょう。オジサンにはこれからサッカーをしようという夢はさすがに抱かせませんでしたが、女性でもこんなにアグレッシブに力強く戦うことができるんだという深い感動を味わいました。
アメリカチームの皆さん優勝おめでとうございます。
日本代表チームの皆さん、準優勝見事です。お疲れ様でした。堂々と日本に帰ってきて結果を報告したらゆっくり休んでください。
4年後、今日の試合をみていた中学生、高校生、大学生たちが皆さんの名前を口にしてトロフィーを掲げる日をオジサンは楽しみに毎日を過ごします。