Microsoftが超本気の本格ゲームパッドを発表しました。Xbox One用のこの新しいコントローラーは新たに加わった4つの背面パドルとスワップ可能(取り外して付け替え可能)なボタンカスタマイズや、マッピングの自由度等を特徴としています。
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E3で紹介されたXbox Elite Wireless Controllerの内容
まだ正式なリリース日や価格については発表がありません。発表に使われた動画がYoutubeにもあるので、一通り確認できます。
※6/17追記:10月中 144.99ドルで発売とのことです。米amazonでは予約が始まっています。
LRボタンでしょうか、指にひっかかりやすくなっています。
Dパッドの十字キーがよりデザインセンス溢れた形状に変更されています。
アナログスティックはPlay Stationにより近く変更になったようです。
HDMIのようにも見えるこのポートは?Screen Simulatedとあります。Oculus等で遊べるための拡張ポートでしょうか。
レーシングゲームにもそのまま使える、精密さが売りです。
傾きを性格に再現します。
レースゲームを遊ぶにはLogitech G27のようなハンドル型コントローラーがあれば更に楽しいのですが、
この新しく追加されたパドルで、ギアチェンジやアクセルなどの操作に対応できそうです。
Pro-Level precisionということで、精密さ、正確さをやはり強調しています。確かに、Wii等が子ども向けなのに対して、よりプロレベルのゲーマー向けに感じます。
すべりにくそうなアナログスティックです。
FPS、シューティングゲームでももちろん遊べます。
トリガーロック、ガンゲーム以外で反応しないようにちゃんとロック機能もあります。
トリガーロックなんて、本物の銃みたいですね。
このトリガー(引き金、世良公則なら引鉄)を引いてFPSをゲーマー顔負けのコントローラーで遊びます。
こんなゲームを覚えて、勝手にピザを頼んで部屋に閉じこもるようになる前にお父さんお母さんはコントローラーを取り上げましょう。
accuracyとprecisionはどちらも正確さ、精密度なんて訳されますが、厳密にこの二つは違うそうです。こちらは、アナログスティックやDパッドでゲームに応じた正確な操作ができますよってことでしょう。
最初はモザイク処理をして形状を隠しているのかとおもいましたが、そのまんまこういう形状をしているようです。
格闘ゲームにはやはり往年のDパッドで操作したいですよね。
スワップ(交換)可能な部品ということで、ユニークな一面です。
初代ファミコンも昔はゲーム屋さんにゴムパッドやボタンだけを売っていたりしたものです。自分で好きな色を塗ったり、ゴムが破れたら自分でつけかえて大事に使っていました。
今はこうして自分名好きな形状のボタンにつけかえて、自分だけのカスタマイズが可能になったんですね。「みんなと同じじゃなきゃいやだ!」といってランドセルや制服を着せる時代の終焉を感じます。
カスタマイズ可能なのはスティックやDパッドの部品だけではりません。
ボタンマッピングも変更可能です。AボタンをLボタンに、Xボタンをエンターキーになんてことが、アプリを介して変更できるようです。
黙って先生の言うことを聞いてくれる子どもは少なくなりました、企業もユーザーのわがままに応えてくれます。アクセルボタン、強パンチ、好きなところに配置してください。
新しくできたパドルボタンでもマッピング変更可能です。
アナログスティックのカーブ感度も変更できます。InputMapperでやっていることをそのままできると思えばいいですね。
WindowsでPlay Station 4のコントローラーdualshock 4をbluetooth接続する方法 - がじぇぶ GADGETY BLOG
トリガーの最高値、最低値を変更できます。
Xbox Oneに加えて、Windows 10用にも使えます。
傾きセンサーで銃口の傾きを感じるイメージ。
ワイヤレスだけど・・・
十字キーが使いにくいのは散々いわれてきましたが、今回のスワップ可能なカスタマイズでこの問題は解決されそうです。ただし、無線とは書いていますがBluetoothとは一言もないてないので、おそらく今まで同様に専用のレシーバーがいるのだと思います。
Bluetoothに対応さえできれば、DualShockや8Bitdoを駆逐するのは容易でしょうが、そうするとPCゲームが売れてXboxの売り上げが大きく減るでしょうね。そうするとあまり事業を手広くやっていないアップルなんかがドーンとBluetoothゲームパッドを発表すればゲーム業界大激震といったゲームが巻き起こっておもしろいんですけど、今後どうなるでしょうか。