どこもスマホのようなスマートウォッチばかりで、肝心な時計機能が疎かになっている製品ばかりでしたが、カシオから投入される今回のスマートウォッチは時計としても十分に期待できそうです。

Smart Outdoor Watch - CASIO

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朗報!Bluetooth内臓G-Shockとは違う開発チームらしい

まずは、嬉しいお知らせ。すでに発売されているBluetooth G-Shockとは別の開発チームが携わっているとのこと。レビューにも不具合が多く報告されており、コンセプトとは違う挙動に泣いたカシオファンには嬉しい報告かと思います。

バッテリーは最大一か月以上

 スマートウォッチ最大の弱点が連続使用時間ですが、WSD-F10はカラー液晶とモノクロ液晶が搭載されており、使用目的に応じて液晶を使い分け、「タイムピースモード」では約一か月以上の駆動が可能です。正直、メールや着信は内容はともかく受信の通知だけしっかりできて、時計をメインに使いたいのでモノクロ液晶搭載は大変ありがたいです。

Android Wear対応で様々なアプリが使える

 ようやく自社のソフトの限界を感じて頂けたのか、Android Wearに対応させたようです。これで、おかしな挙動もだいぶ改善されるのではないでしょうか。

タフさも健在

 カシオといえば、やはりそのタフさに憧れます。アスリートや軍関係の愛用者も多いカシオですが、今回も5気圧、MIL-STD-810Gに対応と並のスマートウォッチとは違うところをみせつけてくれています。

主な仕様

OS:Android Wear™
ディスプレイ:1.32インチ 2層構造、カラーTFT液晶+モノクロ液晶、カラー 320 X 300 ピクセル
タッチパネル:静電容量式タッチパネル
防水性能:5気圧
耐環境性能:MIL-STD-810G(米国防総省が制定した米軍の物資調達規格)準拠 *1
センサー:圧力(気圧/高度)センサー、加速度センサー、ジャイロセンサー、方位(磁気)センサー
マイクロフォン:あり 
バイブレーター :あり
バッテリー:リチウムイオン電池
無線:Bluetooth® V4.1 (Low Energy 対応)、Wi-Fi (IEEE 802.11b/g/n)
ボタン:TOOLボタン、電源ボタン、APPボタン
充電方式:マグネット圧着式充電端子
充電時間:常温で約2時間
電池寿命 :通常使用約 1日以上 (使用環境によって変動します)
時計のみ (タイムピースモード)約 1ヶ月以上 (使用環境によって変動します)
本体サイズ:約 61.7X 56.4X15.7 mm (ボディ部分の縦×横×厚さ)
質量:約 93 g(バンド含む)

 残念なところはGPSと心拍センサーがないところでしょうか。一番肝心なところですが、これは正直痛いです。様々なアクティビティへの対応を謳っているだけにこれはつけてほしかったです。

買うなら米国購入がお得

 価格は米国で500ドル、日本では税別7万円とのことですので、アメリカで購入した方が1万円程お得ですね。ただし、発売は米国が4月上旬に対して、日本では3月下旬としていますので、日本での発売の方が若干早いです。

追記:

ついに発売されましたが、7万円は高すぎでしょう!レビューは上々のようで、皆さん高いお金出しても納得しているようでそこだけは安心です。

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