ロボット日本一決定戦!リアルロボットバトル|日本テレビ とてもおもしろかったです。おもしろかっただけに、最後の決勝の結末が少し残念だなという思いと、若干後腐れの残る戦いだったように感じます。
やはり同じように感じた人はいるようで、実況twitter民たちもTKOじゃないのか?と感じた人はいたようです。
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「動かない」と言葉を発していたのにもかかわらず、そのままポイント制にて勝敗の決着。
その前にも停止していましたが、マルファミリーチームの「止めて下さい。」という言葉まで試合は延々と続行。ルールではロボットが試合中停止した場合は試合をとめて、一定時間内に復帰できなければTKO負けになるのですが、一回目の停止では見事復帰を果たして辛くも試合続行ができました。
試合続行からも、停止前はコーナーに追い詰められており、さらに風神のボディに隠れて、マルファミリーからはロボットが見えない状態にまで追い込まれていました。
しかしながら、停止からの復帰により、試合が再開したところでは完全に離れた上体からの再スタート。ここで残り15秒、必死の追撃でポイント5-1から、5-4まで風神プロジェクトチームは追い上げをみせましたが、ポイントでは負けてしまいマルファミリー優勝となったのです。
しかし、終了間際「動かない」とマルファミリーは言っていたのにもかかわらず、そのまま試合終了までロボットの停止を確認されることはありませんでした。
テレビの名目上設けたものか、本当に支払われるのかわかりませんが、100万円の賞金もあるので、もう少しルールを厳密にした方が楽しめたなと思います。
決勝開始前から、参加技術者全員で動かないマルファミリーのロボットを修復したり、どこかなーなーの感じで進んだ大会でしたが、基本的なルールはきっちりやってほしかったです。
「かたいこと言うな」なんて言われちゃいそうですが、家族や少年の期待を背負っているのはどこも同じで、開発にかけた労力や実力は公平に評価され、対価を与えるべきだと思うので、最後の試合については「ふなっしーロボの泥仕合」のような雰囲気のまま進行してほしくなかったです。
個人的には人機一体・金岡博士チームの操作方法にロボットアニメの再現を夢見ました。学生や教授、ファミリーが涙と笑顔で繰り広げる試合にとても興奮させていただきました。
でも、この企画に安藤美姫や吉本芸人含むタレントを必要以上に投入する構成には不満です。理系離れを救い、優秀な専門学校、工学部などに学生を誘導するチャンスなのに、もったいないですねー。ここからプログラミングや機械工学に興味をもって、将来とんでもない人材が育つチャンスなのに。
「すげーすげー、感動した、おもしろい、びっくり」こんな解説要員は一人二人いれば充分なのでは?