カテゴリーだけは「コンデジ」とコンパクトさを売りにしていますが、その小ささとは裏腹にモンスター級の性能を擁したRX100 Ⅳの発表がありました。

Sony Global - Digital Imaging – DSC-RX100M4

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世界初1インチDRAMチップ積層型裏面照射CMOSセンサーを搭載

 Vaioではモンスターとかいって、バカみたいに高いPCI Expressなんか積んでバカ高くしてんじゃないわよって口調で書いて叱られちゃいましたが、いや今回のこのセンサーが名前からしてもすごいんですが、RX100 Ⅲからこんなにパワーアップするのって感じでびっくりしてます。

 PC界ではCore i7が第二世代、第三世代といって変わっていっても、正直省エネの方向ばかりに目をむけてパワーや性能面でびっくりするぐらいの変化が全然ないので、またこれも「世界初」とかに焦点を当てたそういう商法でしょ?って感じで読んでましたが、旧世代との差が歴然です。

 4K対応とかは当たり前なんですけど、高速連射が16/秒とか、高速シャッターが1/32000とかもう腰抜かします。旧モデルがコンデジで1/2000でもびっくりなんですけど戦闘力3万アップの1/32000とか圧巻です。

 この数字がどれくらいすごいかというと、べジータと対戦した時のクリリンや天津飯の戦闘力がおよそ2000ぐらいです。その時死に物狂いで戦ったべジータの戦闘力が18000です。地球人にやられたべジータがこれではいかんと修行してナメック星についた時でも24000です。ザーボンさんとの戦いで疲れ、キズを超回復で癒し、劇的に戦闘力を挙げてようやく30000を超えるようになります。どれくらいすごいかわかっていただけたでしょうか?クリリンとべジータぐらい違うんですよ。とんでもないでしょう?

 ただソフトウェアのアップデートでいきなり戦闘力1/4000から1/32000富士フィルムのX-T 1というデジタル一眼があるので、センサーだけのおかげというわけではないようです。「別に1/32000とかいっても歪むだけだし」ということを指摘される方もいらっしゃいますが、それはこのCMOSセンサーでびしーっとまっすぐ撮れるように低減したそうですよ。

魅惑の超スロー映像

 1000fpsが織り成すスロー動画の世界は何をとっても新鮮です。特別なソフトをつかわず簡単に下記のような動画を撮影できます。

RX100 ⅢとRX100 Ⅳとの比較

Ⅳでパワーアップした点をまとめます。

  • 超スロー動画対応。120fpsから1000fpsに大幅にパワーアップ!ちなみにこれはラディッツ来襲時の餃子が悟空とピッコロのタッグに立ち向かうぐらいの戦闘力の差です。
  • フルHD1080pから4K動画にパワーアップ。
  • 10枚/秒から16枚/秒に連射枚数がパワーアップ。
  • 高速シャッターが1/2000から1/32000にパワーアップ。

 ミドルクラスのデジタル一眼なら軽く凌駕するようなスペックですが、用途が違いますからやはりそれぞれに得意分野があります。でも、こんなに小さいのにすごいですね。こんなの見るとますます旅行に重いデジ一を持っていくのが億劫になります。

米国で7月発売予定、価格は1000ドルだそうです。円高時代なら8万円程度で買えましたが、今はちょっと高いですかねー。でも充分価格にマッチする性能だと思います。

旧世代が大幅に安くなったり、買い替えのためにオークションに投売りされるのが狙い目かもしれません。

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