台湾人のSNSを介してこんなものを目にしてしまいました。何でもある日本人のツイートからあっという間に伝わった誤訳らしいですが、「ぶっかけうどん」がある意味忠実に翻訳されてしまい、恥ずかしい世界デビューを果たしたようです。

ぶっかけうどん物語 | 倉敷うどん ぶっかけふるいち

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優秀すぎるGoogle翻訳

 GoogleのMapsを使ったカーナビはもはや各メーカーのカーナビに迫る精度で道案内をしてくれますが、ウェブ翻訳界でも郡を抜いて優秀なようです。オバマ大統領も安倍総理訪問時に「Emoji、エモージー(>_<)」といってはしゃいでいましたが、もはやHENTAI、BUKKAKEはFUJIYAMA、GEISHAに迫る勢いで浸透しており、英語圏では翻訳の必要はありません。そして、今回は漢字圏においてもその浸透ぶりのすさまじさを見せてくれました。個人的には何故敢えて「顔」限定なのかと講釈を垂れたいところですが、HENTAIぶりが露呈するのでやめておきます。

その他の三流翻訳エンジンとの比較

bing翻訳

Bukkake乌冬面、正直一番良いと思います。Bukkakeを変な風に変換できるのは一部のHENTAIと思春期の中高生ぐらいだと思うので下手に訳すよりそのまま表記するのが無難ですよね。やるなbing翻訳。

Yahoo!JAPAN翻訳

ぶっかけの「かけ」を「かける=駆ける」となって、中国語で「走る」という意味の「跑」になったんだと思われます。でも全訳は「走る、それはうどん」とわけのわからない翻訳です。

excite翻訳

泼=かける」はよく翻訳できたなぁと感心しました。タイの水掛け祭りを「泼水节」というので、まさに「ぶっかける」という感じが出ています。Googleより実は優秀かもしれません。でも「泼」という動詞のあとに肝心な目的語がないので、一体何がかかっているのかわからなくなっています。ここは日本語みたいに省略できないところです。再翻訳では直後の文字を名詞(目的語)と捉えてしまって、「烏(カラス)をぶっかけた冬麵」になっています。怖いよ・・・。せっかく日本に来たんだから食べてみようと考えるチャレンジャーはいるかもしれませんね。

weblio

ヤフーと同じエンジンを使っているのでしょうか。結果が全く同じです。

babylon

ぶっかけ」の「ぶっ」を「打つ(ぶつ)」と訳したのか、「在」という英語でいうところのingの形になって「うどんスープを殴っているところ」になっています。自らのつゆの出来に納得していないのか、そんな店主はごめんです。

So-net翻訳

走るうどん」?語順がおかしいので、うまく訳せません。

infoseekマルチ翻訳

あら、So-netと同じです。

フレッシュアイ翻訳

ちゃんと「日→中」で選びましたが、半分日本語になってます。「ぶっタンメン」ゴロもいいし、ぶっかけタンメンということで、新しい名物になりそうです。

 

 海外に行って、とんでもない日本語表示って必ず目にしますよね。同じように、日本でもとんでもない中国語や、英語って結構あると思います。お客に見せる前にはやっぱり事前のチェックが必要でしょう。

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