Sonyさんがapt-x対応のスピーカーを出してくれないので、他に何か手軽なスピーカーを探していたところ、5月中旬にELECOMから新型スピーカーが発売されるそうです。http://www.elecom.co.jp/news/201505/lbt-spp310av/

スポンサードリンク

スポンサーリンク

コスパ最高の「LBT-SPP300AV」シリーズを継承

 同社から2014年3月に発売された「LBT-SPP300AV」シリーズを継承した、「LBT-SPP310AV」シリーズが新たに新発売となります。「LBT-SPP300AV」シリーズは実売価格3000円程度で購入でき、その価格からは充分すぎる音質とアウトドアでも充分活躍できる音量を鳴らすことができました。またNFC対応、apt-x、aacと対応コーデックも豊富で、ワンセグでも聴けるSCMS-T方式も対応しており、正直「この価格でこんなてんこ盛りでいいのかな?」と感じるぐらいのしろものです。

ここがパワーアップ

 ・多彩な入力ソースに対応。Bluetooth/USB/AUXに接続が可能。

 ・Bluetooth/USBで入力されたデジタルソースは高性能DACによりアナログ変換。音質の劣化のない高詳細サウンドが楽しめる。

 ・本製品を2台用意すればワイヤレスのステレオスピーカーとして使用可能。さらに音場感豊かな音楽を楽しめる。

 実は前回「LBT-SPP300AV」シリーズを購入した理由の一つには、PIX-DT300でテレビ視聴する際にノートPCやスマートフォンのスピーカーを補うという目的がありました。

 しかし、PIX-DT300は過剰なコンテンツ保護のためBluetoothイヤホンでさえ、視聴することができませんでした。今回USB DACがあるということで、なんとかUSB DAC経由で見れないかと期待しています。ただ公式サイトで下記のような気になる記述があります。

Q:映像や音声を外部機器に出力できますか?

→A:デジタル放送のコンテンツ保護のため、外部機器への映像の出力と音声のデジタル出力はできません。PIX-DT300 - よくある質問 | 株式会社ピクセラ

 しかし、LIFEBOOKでHDMIを経由して外部モニターやプロジェクターで使用することができました。おかげでワールドカップも大画面で野外で観戦する事ができました。HDMIはOKだったので、USBでもOKではないかという考えです。

改善されていてほしい

 「LBT-SPP300AV」シリーズをPCやスマホで接続すると操作中に「プッ、プッ」という音が聴こえてきます。画面の切り替えや、曲送り、停止など何か他の操作をPCやスマホで行うと聴こえてくるので、なにかの信号がノイズになっているのだと思います。有線接続、apt-x、SBCの接続をスマートフォン、PC両方で試しましたが同じようにノイズが発生します。一度新品に換えてもらいましたが、症状はかわりませんでした。音楽だけを流しっぱなしにしておく分には何もノイズは発生せずストレスは感じませんが、PCスピーカーとしての用途がメインだったのでこの点はすごく不満でした。

 上記が改善されていることを期待してお店で見かけたら即購入予定です。残念ながら多くのユーザーが感じていたボタン配置の不満点はそのまま踏襲のようです。

ノイズ問題の動画

仕様

■ 接続可能な機器:Bluetooth®機能を搭載したスマートフォン、携帯電話、パソコンなど

■ Bluetooth®仕様:Bluetooth® v4.0

■ キャリア周波数:2.4GHz帯

■ 周波数拡散:FHSS(Frequency Hopping Spread Spectrum)

■ 通信距離:最大半径10m(理論値)

■ 対応プロファイル:HFP、HSP、A2DP、AVRCP

■ 対応コーデック:SBC、AAC、aptX®

■ SCMS-T:対応

■ 最大出力:3W+3W

■ スピーカー仕様:フルレンジφ40mm×2、3.2Ω

■ コネクタ形状:USB microB(充電/USBオーディオ用)、AUX-IN端子

■ 連続動作時間:最大10時間(SBC)、最大8時間(aptX®/AAC)

■ 連続待受時間:最大約240時間

■ 入力電圧:DC+5V(充電) ■ 外形寸法:幅185.0×高さ47.5×奥行50.0mm

■ 質量:約275g

■ 付属品:USB充電ケーブル、AUXケーブル、縦置き用スタンド

より詳細はこちら:Bluetoothステレオスピーカー - LBT-SPP310AVBK

価格

 価格はオープン価格ですが、予想実売価格は7980円(税別)前後になるそうです。5000円ほどになれば迷わず買いでしょう。

※5/19追記:予想通りただいま量販店やamazonほぼ横並びで税抜き7980円前後で販売されています。ポイント還元で税込み7800円前後なので、簡易なbluetoothスピーカーとしては割高ですね。もう少し値段が下がるまで様子見です。>>価格をチェック

ギャラリー

写真:Bluetoothステレオスピーカー - LBT-SPP310AVBK より 

おまけ:これまでのBluetoothスピーカーと比べてみる

 Boseの「SoundLink Mini Bluetooth speaker」は確かにクオリティーが高い製品ですが、これが2万円の価値があるかなと疑問に思います。apt-xがなくこれでもかというぐらいの重低音重視のサウンドはどうも好きではありません。

 今は少し高くなっていますが音量だけでいうなら「Logicool Mini Boombox TS500」はとても良かったです。あの頃は選択肢が「MINI JAMBOX by Jawbone」か「SoundLink Mini Bluetooth speaker」ぐらいのものだったのですが、「Logicool Mini Boombox TS500」が価格は安いですが音量ではどちらよりも大きく、アウトドア用として購入した経緯があります。しかしながら、一度apt-x経由の音を聴くとこんな音痴なオジサンでも耐えられないぐらいの差を感じたため現在はapt-xのないBluetoothスピーカーは購入しません。

参考:実験で検証! Bluetoothコーデック「aptX」はなぜ高音質で低遅延なのか? (1/3) - Phile-web

 ボタンの配置や形はAmazonベーシックやJAMBOXのようなスクウェア型で、再生、停止、曲送り、曲戻し、ペアリングボタンは必ずほしいですね。できれば上部にはQi充電、スマホをディスプレイ代わりに置けるような工夫があれば最高です。

 単独で曲情報がわかるような液晶ディスプレイがついたスピーカーが今後出てくることを各メーカーさんには期待しています。

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事