2017年はGPD WIN一本で行こうと思ったりもしましたが、現実はそうもいきません。一日に数百人しか訪れることのなかった時代からずっと連絡をくれていたメーカーさんですから、「GPD WINよりおもしろいガジェットちょうだいよ!」なんてことは言えないのであります。MUCHERさんは、ずっと有線ヘッドホンを専門にやっていたようですが、Bluetoothのイヤホンも取り扱うようになったから是非使ってみてということで、今回S7を提供いただきました。
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製品特徴
各部の紹介
機能的には他のランニングイヤホンとは変わりはありませんが、ポップなカラーが特徴的です。MUCHERのロゴに合わせたかのようなライムグリーンが印象的です。
サイズ間はわかりづらいかと思いますが、寸法上は上記のようになってます。この写真をちょっと注目していただけるとわかるのですが、耳に入る部分が結構浅めです。
カナル型のイヤホンは確かに右図のように奥まで入る感じで好きではないと何度か主張してきたのですが、こちらカナル型とは思えない浅めのつくりでカナル嫌いの私もすんなり使えます。
防汗も達成しており、通常のランニング用途には問題なく使えそうです。
apt-X対応、CVC6.0、さらにまじめなこちらのメーカー技適認証済番号:208-160157を取得しているそうです。ただ、総務省のウェブからは確認できませんでした。
総務省 電波利用ホームページ | 技術基準適合証明等を受けた機器の検索
対象データが10月31日現在とあるので、まだ反映されていないのでしょうか。GPD WINの「203-JN0634 」というもの調べてみましたがこれまた反映されていないのか該当がありませんでした。
調べ方が違うのかと思ってSCL24の電池をめくって認証番号「005-100856」を入力したところばっちり表示されました。お~、さすが。
開封の儀
ただの封だと思っていたのですが、ちゃんとしたメーカーのロゴのようです。
セット内容はご覧のとおり。
・S7 Bluetoothイヤホン
・半密閉性イヤーピース(S/M/L)
(Mサイズのイヤ-ピースは本体に装着済み)
・充電ケーブル
・日本語と英語取扱説明書
・MUCHERカードと携帯ポーチ
ぷりぷりしたゴムイヤホンは安定性があって痛くもなくよい感じです。
MpowのMagnetoとは違って、着脱で再生や停止はありませんが、マグネットで結合することができます。
かわいらしいボタンがみえます。
リモコン部分にモデル名が印字されているパターンも初めてかもしれません。
意外にうれしいのが、最初からこの固定プラスチックが装着されていたことです。結局つけることになるので、最初からこのように美しくセットされていると気持ちいいですね。
日本語説明書もあります。
ヘッドホン専門メーカーのこだわりか、エージングのことも書かれています。
micro USBでの充電です。2017年はワイヤレス充電やAirPodsのような簡単充電方法が早く確立されるのを願います。
apt-Xには対応してる?
専らapt-X接続確認機として活躍中のXperia Z Ultraさんですが、apt-X対応と謳っていて「aptX対応機器に接続しました。」の表示がでなかったのは初めてです。
格段に音質が悪いだとか、途中で音が途切れるということはないので、ソフトウェア的な相性の問題だと思いたいのですが、少しだけ気になります。
総評
お手ごろ価格で、ランニング用には良いイヤホンだと思います。普段音楽鑑賞用として使うのはオーバーイヤーのヘッドホンがやはり好きです。
デザイン的にオジサン好みではないですが、ランニングウェアに合わせてこういう蛍光色がいいという方もいるでしょうね。1年保証もあるので、まだランニング専用イヤホンは持っていないという方は2017年、これを機にランニングを始めるなんてのもいいかもしれません。