人柱的に使って下さいと公言して、人柱的ことを一度も話題にしていませんでした。
今回はJUH450(USB3.0 to HDMI アダプター)を購入したので、人柱レビューをお楽しみ下さい。
※6/12:下記最新記事を追加しました。今は満足して使っています。
目次
j5create JUH450 USB 3.0 HDMI & 3ポートハブとは?
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USB3.0ポートを使って、HDMIに出力するというアダプターです。どうやら台湾製のようです。海外勢は積極的におもしろい製品をつくりますよね。
今回はASUS Vivotab Note 8をテレビ画面でミラーリングする目的で購入しました。早々に結果をお伝えすると「うまくいきません」でした。
決して悪い製品ではない。
そうです、製品が悪いわけではないのです。Vivotab Note 8との相性が悪かっただけの話なのです。また、ミラーリングはうまくいきませんでしたが、HDMIでの拡張機能はばっちりうまくいきました。具体的には下記の動画と全く同じ状況になってしまいました。
動画の内容をまとめると
・ミラーリングで画面は出てくるが、本体とテレビの縦横が逆になる。
・縦同士だとうまくミラーリングできるように見えるが、解像度がおかしい。
・拡張モードだとバッチリ。
・今後のアップデートで対応してくれるだろうか。
という具合です。
問題はドライバーではなく外部ディスプレイとの解像度比
色々試して気づいたのですが、縦方向ならミラーリングできるんじゃないの?と思った瞬間、解像度が480x640というおかしなアスペクト比になってしまいます。
これではソフトウェアもまともに起動しませんし、テレビの画面を活かしての作業ができません。
その原因はVivotab Note 8のアスペクト比が16:10の1280x800という解像度だからでした。これが16:9の比率なら救いようがあったのですが、Vivotab Note 8とは絶対的にミラーリングの相性が悪く、またHDMIの仕様かWindowsの仕様でなのかわかりませんが小さい方の解像度に合わせてミラー出力を調整します。
拡張モードの場合は、お互い違う解像度であっても問題ありません。テレビにはフルHD画質で拡張画面が遅延なし(体感できない)で映し出されます。ですので、16:10の100インチ画面や、16:9の高解像度タブレットをお持ちなら決して悪くない商品です。
USB3.0ハブポートはその速度を体感できませんでした
富士通のLIFE BOOKTH90/Pでも試してみました。こちらは解像度が2560×1440なので、テレビ側に合わせてどちらも1920x1080の解像度で出力されます。
LIFEBOOKにはもともとHDMIもついていますが、USB3.0ポートもあるのでこちらの商品で試したところ、マルチモニター化が可能です。しかし、ハブポートの速度は決してUSB3.0の速度を活かしきれていません。明らかに遅いです。また電力不足のため別売りのACアダプターで電源供給をしてやらないとHDDなどはうまく起動しないのでUSBハブとしては過信しすぎてはだめです。logicool unifyingレシーバーはACアダプタなしでうまく動作していました。しかしバスパワータイプの外付けHDDは不安定でコピー中に認識できなくなりました。外付けの機器も別途電源を供給できるタイプなら問題ないと思います。
注意
JUH450はUSBハブにもなりますが、150mA以上で使う場合は外部電源を接続して下さいとあります。Unifyingレシーバー程度ではもちろん外部電源は必要ないですが、外付けBlu-rayドライブ等を使う場合は気をつけて下さい。
電源アダプター出力
DC 5V (3.5mm OD, 1.35mm ID)
電源
パワー モード
電源付きUSBバス又は電源内蔵式
***150mA以上消費電流の外付け装置ご使用の際に、添付AC/DCアダプターご使用ください、また、JUH4xx専用AC/DC アダプター(別売)ご使用ください。
外付け電源は外径3.5mm、内径1.35mmと公式ページにあります。純正も1000円程度で高くないのですが、ACアダプタが邪魔になる場合はUSBの変換アダプタで『外径3.5mm 内径1.3mm』をキーワードに探すと該当商品が見つかるはずです。内径1.35mmは国内では1.3mmと略されることが多いそうです。こんなやっかいなものがいらないように早くUSB3.1が普及すればいいですね。