クラウドファンディングでは大成功を収め、多くの支援金を獲得しましたが、2月の発送予定が大きく遅れているTopjoy Falcon。このままだとgeekbuying等の一般発売と同じ時期に届きそうな予定となっていますが、そのTopjoyが爆弾発言をしています。

現在Pentium Silver N5000 Gemini LakeのCPUを採用した8インチミニPCのFalcon発売を目の前に控えているこの状況で、「Core m3-8100Y(Amber Lake-Y)採用のFalcon 2を出すよ!」なんてことを伝えてしまいました・・・。早くから出資したバッカーたちはまだ届かないFalcon実機を待ちわびて苛立ちを隠せない様子ですが、追い打ちをかけるかのようにFalcon 2宣言をされた先行投資組はどんな気持ちでいればいいのでしょうか?Falcon 2の養分になっただけ?

昨年2018年11月末に突如GPDが発表したこれから出資する人にはGPD Pocket 2のCPUをm3-8100Yにアップグレードしま~す。というm3-7Y30で購入したユーザーが発狂しそうなメールを平気で送ってきた例の件が思い出されます。

ホントはワクワクする内容のはずなんですが、タイミングが最悪です。でもでも、この報告をしてくれたNotebook Italiaの動画には、すでにFalconを購入した方にも嬉しいお知らせがありましたよ!

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Falcon PenはMicrosoft Penプロトコル(MPP)に対応してる?

似ているのは形状だけじゃなかったようです!なんとFalconの筆圧検知対応スタイラスペンはMicrosoft Penプロトコル(MPP)をサポートしているようですよ。2048段階なので、新surface penではないようですが、評価が高いのは初期のSurface Penなので4098段階まで対応する意味ははっきりいうとあまりないと思っています。

MPPに対応しているとOneMix 2Sのように独自規格のペン一択という選択肢から開放され、様々な自分好みのペンを選ぶことができるという素晴らしいメリットがあります。

  • Microsoft純製のSurface Penを使う
  • ワコムが発売しているMicrosoft Penプロトコル(MPP)対応ペンを使う
  • 純製以上の使いやすさと、安さをもつ無名ブランド品を使う

など、ぱっと思い浮かぶだけでもこのようなメリットがあるのです。これは神機と未だに崇められるAsus T90Chiでもできなかったことなので、非常に嬉しいポイントなのですが、なぜこれまで推してこなかったんでしょうか?

UMPCとしてではなく、お絵かきタブレットとしての魅力が一気に高まるんですがそっちの層は顧客としてあまり興味がない?Notebook Italiaの間違いだったなんてオチはやめてほしいですけど・・・。

より製品版に近いレビューが出てきた

今までのレビューはサンプルバージョンの中でも初期のもので、キーマップが違ったり、ファンコントローラーが効かなかったりまともに動くものがなかったのですが、今回はより製品版に近いものが登場しているようです。

商品として世に出る機種に近いものであるのなら、おそらくこの変態キーボード配列もこのままなんでしょうけど、Falcon 2では少しでもいいので改善してくれますように。

backキーとdeleteキーはやはりこのまま?このままの仕様だとAutoHotkyは必須ですね。

ヒンジはOneMix同様かたそう

OneMixシリーズのヒンジは360°開きますが、ヒンジが硬いのがやや不満でした。不満ですが、ペン操作をするなら簡単に動くようだと困る場面もあるので、これは仕様として納得するしかないのかもしれません。

ただ、まったく同じというわけではないようで、背面をぴったりくっつけるタブレットモードへの変形はFalconの方が少しだけスムーズに感じます。OneMixだと最後にグッと力を入れて押し込む必要があるのですが、Falconは滑らかにヒンジが動作しているようにみえました。

Topjoyのサポートの営業時間や、電話番号まで載っているのはおもしろいですね。平日9:30~18:00まで。「Kickstarterの出資分がまだ届かないんですけど!」とか電話しちゃだめですよ。

Falcon 2の宣材はすでに完成済み!

Falconのサンプル機を展示している横には早くもFalcon 2のポスターが大きく貼られているようです。

M3-8100Yと指紋センサーの文字がはっきりとみえる

Pentium Silver N5000をいじっているその横には大きなポスターに書かれた「m3-8100y」や「指紋センサー搭載」などのスペックがわかる資料が見られます。Falcon 2となる実機のバッテリも初代同様2900mAhなんでしょうか?

仮にそうだとしたら、7インチのOneMix 2Sが6500mAhで通常使用4時間程度なので、Falconは8インチで余計に電池消費がかかると考えると・・・まぁバッテリーの容量アップは必須だと思います。

とすると、OneMix 3やGPD Pocket 2 Maxの8インチ超えクラスのUMPCの中ではダントツの重さになる予感がしますが、CPUだけではなく殻を含めて変更があるのか気になるところです。ポスターや「間もなく発売」という言葉からも外側のシェルはそのまま使ってくるとは思うのですが、価格やスペックが早く知りたい!

SSDの換装は難易度高めのようですが、こちらの8GBメモリ+128GB SSDモデルだと400ドル~450ドルで販売できそうなので、ぜひこちらのモデルを出してほしい!残念ながら、現在は8GBメモリ+256GBで560ドル前後~というのが主流のようです。

CPU以外にも4G LTE対応や7インチモデルも考えてる

CPUを m3-8100Yにするだけではなく、4G LTE対応モデルや、ARM系のWindowsモデル、QualcomのSnapdragonいわゆるスナドラ採用モデルなどの開発も視野に入れているそうです。とってもバブリーな中華メーカー各社の話なので、単なる興味本位の発言だと不用意に無視できないところが怖いです。なんなら本当に全部出してきそうな信憑性すら感じます。

また、8インチUMPCの火付け役とでもいえるTopjoyは7インチのUMPC開発についても現在検討中としています。

Source:Notebook Italia

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