G-Shock携帯を彷彿とさせるスマートフォンということで、以前「Doogeeのスマホ最高!」っていう感じの記事を作成したのですが、なんとgeekbuyingさんのご協力もあり、実機に触れることができたのでレビューを公開。
一ヶ月使ってみた結果、「素晴らしい!」の一言。タフネス携帯という最近みなくなったカテゴリーでの優位さは圧倒的完成度なのですが、その他にも静止画、動画、動作、サウンドなどかなり完成度は高いです。
その完成度に加えてやはり中華スマホということでコスパの面で日本国内はもちろん、どの海外勢においても突出したパフォーマンスをみせてくれます。いや、本当にこの価格でこれだけの価格で抑えられていることにびっくりします。
オススメ度は文句なしの星5つ!キャンプ、登山、エクストリーム系、ガンガン気にせず使いたいという方にはこれ一択といった機種です。実はDOOGEEにはS70以外にもいくつか種類があって、さらに堅牢なモデルやコスパ重視モデルもあります。今回のS70はその間をとったバランスのいいモデルで特にベクトルとしては「ゲーミング」の方に力をそそいだモデルになっています。
あと、びっくりしたのが「AU系でも使える」ってことですね。これまでの海外SimフリーモデルはauやUQ mobileにはめっぽう弱かったんですが。これは革命かもしれません。ROM焼きだとかルート化とか一切なしです!素の状態で使えることにびっくりしました。
個人的にもっともお得なSimカードはUQ mobileだと思うので、そのUQ mobileの格安simが使えるというのはポイント高いです。
特別クーポン【VPYOWUCR】使用で269.99ドル(2019/01/10まで)になります。
目次
DOOGEE S70とは?
・CPU: MTK Helio P23、64bit Octa-core 64-bit 2.5GHz,GPU: ARM Mali G71 MP2 770MHz
・OS:Android 8.1 OS
・メモリ:6GB RAM
・ストレージ: 64GB ROM
・デュアルSim(nano sim*1+nano sim*1/TF Card)
・デュアルカメラ:16.0MPフロント、12.0MP+5.0MPバックカメラ
・FDD LTE/4G/3G/GPS/Wifi/Bluetooth/Touch ID/NFC/急速充電/
・IP68、IP69K、MIL-STD-810GFull・FDD LTE/4G/3G/GPS/Wifi/Bluetooth/Touch ID/NFC/急速充電/
・ワンキーゲームモード、オリジナルゲーミングコントローラー付のゲーミング仕様
DOOGEE S70が届いたので開封&中身チェック!
注文後2日程度で届きました。本当に便利な世の中になりましたね。物流関係のみなさまありがとうございます。
箱とは別に日本で使えるように変換アダプターが入っていました。箱の左に写っているのがそうです。
IP68の文字と共にS70の文字が!開封の瞬間はワクワクします。
中には
・OTGケーブル
・AC充電器
・Type-Cヘッドフォン端子変換アダプター
があります。それと左上にみえるのはsimカード取り出し用のピンですが、しっかりとした防水防塵対応のため、simスロットもしっかりおさまっているため、熊手のようにちょっとひっかけて取り出せるようなピンになっています。
ガラス製とかこだわりのある方は不要かもしれませんが、付属品として保護シートもついています。
その他保証書と説明書がついているのですが、
分厚目の日本語説明書つきでメーカーとしてすごく好感をもてました。GPDとかOne-Netbookとかもできていないのに、DOOGEEさんやりますね。
ケースなしでも十分見栄えはいい!
まだまだマイナーメーカーということで、アクセサリー類はやはりiPhoneやGalaxyには負けますが、作業現場でバリバリ活躍できるタフさを誇るのでそもそもケースがいらないですね。もともと分厚いのでケースをする気もおきないと思いますが、そのままでも私は十分に魅力的だと思います。
あっちがノッチをだせばコッチもソッチもみんなノッチ。そういうスマホが多い中で、しっかりと個性を維持できていると思いませんか?
カメラ部分は冷却機構も兼ねていますが、ゴツゴツしてて一番好きです。カシオさん、ハイスペックG-Shockスマホ出しませんか?
充電ケーブルには注意
ワイヤレス充電にも対応なので関係ない方もいると思いますが、防水仕様ということで、充電ポートが結構奥にあります。100均のケーブルを試しに使おうと思ったのですが、ケーブル周りが邪魔をして奥まで挿さらず、充電できませんでした。RAVPowerのUMPC用に買ったケーブルは問題なく使えたので、新たにType-Cケーブルを購入される場合はこのあたりを考慮して購入したほうが良いです。
NFCはFelica非対応
ここだけ、唯一足りない部分だったんですが。おサイフケータイが使えません。NFCは搭載されていて、Bluetooth接続や、交通系ICカードの残高を確認とかはできましたが、電子マネーのチャージは対応していませんでした。本当にここだけ残念!
使えないのかよ~(●`ε´●)という怒りがこみ上げてスマホを投げたとしても、壊れないので安心ですけどね。
実機レビュー
アップデートあり
端末情報を見ると、アップデートがあったので、まずアップデートを行いました。たくさんアプリを入れたあとだと不具合が起きる場合もあったりするので、クリーンインストール状態に近い段階でやっておくのが無難ではないでしょうか。もちろん、放置プレイもありです(笑)
Antutu 3D Benchの数値
個体差はありますが、こちらは92404でした。
3D benchmarkの実力はGoogle Pixel 2 XLを越えSamsung S9と同等
専用コントローラーを手に入れればFortniteも快適にプレイできる
みんな大好き荒野行動、PUBG、Fortniteですが。ゲーミングモデルのS70には専用コントローラーがあります。格ゲー用とはやっぱり違うのでオールマイティーに使うにはBluetoothゲームパッドを使うのがいいと思いますが、Fortnite専用にというのであればBanggoodさんで買えるコントローラーがあります。
余計なものが入っていないすっきりアプリがGood!
一番左がホーム画面です。右2つはアプリ一覧ですが。余計なものがなくていいですね。googleの日本語入力と中国語入力は別途インストールしたものです。
サバイバルツールっぽいアプリもプリインストールされています。余計なアプリといえばそうですが、タフな男にはぴったりなツールが揃ってますよ。女子にこそ使ってほしかったりもします。
予想を裏切るカメラ性能にびっくり!
2000万画素とか、そこまでクレイジーな仕様ではないですが、デュアルカメラ搭載で画素数てきにいうと十分なスペックだと思います。アプリを追加すればRaw画像なども撮影できるので、アプリ次第な面もありますが、デフォルトのカメラで十分だと感じています。
ブログ用に縮小加工はしていますが、ボケ味やカラーについては一切加工していない写真です。ブログ用のカメラもこれでいいんじゃないかと思えるぐらいよく撮影できています。
空の青みは強調されるようですが、不自然さはなく、実際の風景よりもきれいに撮れていて帰ってからも美しい風景を思い出すことができます。
大都会岡山の美しい風景もばっちりとらえてくれました。
鳥居の脇に咲いたタンポポも一眼で撮ったかのようにボケボケでかっこよく撮影できました。手持ちで何気なくとった1枚です。
蛍光灯の明かりの下で一切加工なしのお弁当写真。明かりのためか若干不味そうに見えますが、実際にまずいです(でも安い)。オブジェクトの真実をとらえた写真ともいえます。
デフォルトのアプリは4K動画撮影をサポートしていなくて、フルHDまででしたが、これも十分使用に耐えられるきれいな動画が撮影できます。
au、UQ mobile系が使えるSimフリー機としては最強かも?
どうせ無理だろうなっていうノリでUQ mobileのsimを挿入してみました。するとデフォルトで初期APNにKDDIの3つのAPNを認識しました。
まぁ、UQ mobileのsimなので、どれを使っても着信のみしか使えなかったりと問題があって実用レベルにはなかったです。そりゃそうだ・・・。
UQ mobileのapn設定方法
UQ mobileの公式ページにある初期設定をそのまま試してみます
APN、APN設定: uqmobile.jp
ID、ユーザーID、ユーザー名: uq@uqmobile.jp
Password、パスワード: uq
認証タイプ、PPP認証タイプ、暗号タイプ: CHAP
APNプロトコル: IPv4v6、IPv4/IPv6
APNタイプ: default,mms,supl,hipri,dun
APNタイプに問題があるようで、別にdunなんか入れなくてもいいんだよというサイトもありました。
ただ、dunを入れない状態だと発着信に問題があったり、テザリングができたりできなかったりと問題が起こりました。そこで、
APN、APN設定: uqmobile.jp
ID、ユーザーID、ユーザー名: uq@uqmobile.jp
Password、パスワード: uq
認証タイプ、PPP認証タイプ、暗号タイプ: CHAP
APNプロトコル: IPv4v6、IPv4/IPv6
APNタイプ: 空白にする
APN設定の際にAPNタイプを空白のまま保存すると、勝手にAPNタイプを入力してくれるようです。
これまでみたことないようなAPNタイプ
【default,mms,supl,hipri,fota,cbs,dm,wap,net,cmmail,tethering,rcse,xcap,rcs,bip,vsim】
という文字が並びました。これだと発着信、SMS送受信、データ使用、テザリングすべていけました。
ただ、Wi-Fiテザリングは5GHzにしないとうまくいかなかったので、USB接続にしないと技適的にはアウトだと思います。ということで、一時滞在中の留学生や、外国人実習生の中でUQ mobileが使えないというときは上記を試してみる価値はあるかもしれません。
もちろん、sim業者や国内法のルールを遵守した使用をお願いします。当ブログに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねます。
特別クーポン【VPYOWUCR】使用で269.99ドル(2019/01/10まで)になります。