こんにちは、アメリカの大統領選どうなるんでしょうか。そんなことが気になる今日この頃USAの名を馳せたBluetoothヘッドホンをiDeaUSAさんからサンプル提供いただいたので使用レビューを記録します。結果から言うと、本製品中々のサウンドでしたので5000円近く予算があるならもう少しだけだしてこちらのV204モデルではなくaptX対応のiDea-S204がお薦めです。
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目次
製品特徴
スポーツイヤホンはさすがにどこも作りが一緒で、Ankerまでも3流中華製品の流出ものという始末なので、さすがにもういいやと思っているところに、大き目のオンイヤーヘッドホンのお誘いがあったので喜んでレビューさせて頂くことになりました。
軽量設計&ふっくらイヤーパッド
重量180gでふっくら柔らかパッドで長時間の使用も快適に使用可能です(人によると思いますが・・・)。でもパッドの質感はSonyのMDR並です。
長時間バッテリー
25時間再生はかなりの長時間再生でプラスポイントになります。通勤、通学の用途なら数日は余裕でもつでしょう。
有線・無線の両対応
Bluetoothヘッドホンとして銘打っていますが、3.5mmオーディオケーブルも付属していて、電池や電波の混雑したところでの不安定さを解消できます。
仕様
Bluetoothバージョン:4.0
通信距離:10m(障害物なし)
音圧感度:103±3dB
インピータンス:32Ω
周波数:20Hz~20KHz
Bluetoothプロフィール:A2DP/AVR CP/HSP/HFP
ここにaptXがあれば良かったのですが・・・。自分には一番残念なポイントになりました。
パッケージ内容
1xV204本体
1x3.5㎜オーディオケーブル
1x1xUSB充電ケーブル
1x専用ケース
1x取扱説明書
1x保証書
説明書も多言語対応で日本語も含まれます。amazonの製品説明ページもわかりやすいので、好印象でした。
開封の儀
かわいいポップな感じのパッケージです。
aptX本当にないの?と疑いつつスペックを見ましたがやっぱりないみたいです。aptX対応であれば「aptXに接続しました」と接続されるXperia Z Ultraでも接続を試しましたがやはりダメでした。
ヘッドホンではAnkerやAukeyのバッテリーのようなすっきりした梱包はやっぱり難しいようです。
すべて取り出すとこんな感じ。ちなみにSonyのMDR-1RBTも同様の巾着タイプのケースでした。
質感
他のアマゾンレビューを見ると「外側の部分はアルミ合金で出来ている」とありましたが、どうみてもプラスチックでチープな感じです。ちょっぴり残念ポイントですが、軽量化のため仕方ないですね。でもカラーリングの工夫でもう少し重厚感のある感じにもできたはずなのにぃ。
機能性
スポーツイヤホンではおそらく実現不可能な3.5mmジャックを備え有線と無線どちらでの使用も可能になっています。接続の相性が悪くても最悪ゴミにはならない保険ということでナイスなポイントです。
Micro USBで充電します。充電キャップがないので雨天時などは注意が必要ですが、潔いこのデザインは充電するには便利です。MDRはキャップをいちいち外して充電しますから。
Sony MDR-1RBTとの比較
もう生産終了になってしまった今も愛用中のMDR-1RBT(今はLDACにも対応のMDR-1ABTがあります)と比べてみます。
ヘッドにつけた感じはMDRの方がふっかり感があってこのみです。
オーバーイヤーではなくオンイヤー
夏場はイライラしますが、寒さのましてくる今頃の季節からオーバーイヤー型のイヤホンは耳あて代わりになって冬場もあったか。更に耳をつつみこむ感じが圧迫感から開放し、外部への音漏れも防ぐので私は存分に音楽を楽しむなら断然MDRのようなオーバーイヤー派です。写真では右側がSONY、左側が今回のV204式のオンイヤーヘッドホンになります。
サウンド比較
言葉ではなくスペクトラムアナライザ を使って視覚的にもっとわかりやすく比較が出来ればよいのですが、スペクトラムアナライザ の使い方がいまいちわからず結局曖昧な説明で表現させていただきます。
さすがに4万円する商品と肩を並べられるのはiDeaUSAも酷なもので、サウンドは音痴の私でさえはっきりわかるぐらいの音質の差があります。月とすっぽんといってもいいぐらい違います。特に低音の違いは明らかで、V204は残念ながら低音をほぼ感じないぐらいに大人しいつくりです。
しかし、5000円で買えるBluetoothヘッドホンとしてみると中々のサウンドクオリティであるし、一日PCヘッドホンとして使いましたが、途中で音切れもなく電池も長持ちで優秀だと感じました。ただ、このモデルにあと1000円ちょっとだせば私の好きなオーバーイヤー型で更にaptXにも対応したモデルがあるので、できればそちらで比較してみたかったですね。自分で買うなら断然ワンランク上のモデルを購入します。aptX信者みたいになっていますので。
beats studioの紛い物と良い勝負の質感です。
折りたためますが、そこまでコンパクトにはなりません。
【良い点】
・定価は2000円と信じられないが3000~5000円レベルのBluetoothイヤホンとしては中々優秀
・電池はかなり長持ちする
・パッド部分に質感は良い
【悪い点】
・aptXに対応していない
・定価では絶対に買わない
【総評】
残念なことに3万円越えの贅沢なBluetoothヘッドホンをいつも使っているので、やっぱり不満度は出てしまいました。但し、一日たっぷりとPCイヤホンとして、音楽鑑賞、youtube動画鑑賞等試しましたが、音切れなどもなくクリアなサウンドを楽しめたので、5000円クラスとしては優秀な方に入ると思います。動画をみていて、極端な訪れで気になるということもありません。ゲームなどをするとやっぱり気になります。
冒頭でもいいましたが、もう1000円程追加してワンランク上のモデルでaptX対応のものを購入したほうが幸せになれると思います。
アマゾンでの取り扱いもまだ始まったばかりのようなので、今後aptX HDにも対応してくれれば成長に期待できるブランドだと思います。
おまけ:コンパクトで高音質を求めるなら
嵩張らないBluetoothイヤホンでおすすめはこちらのゼンハイザーのヘッドホンPX210 BTです。つくりも小さめで長時間使用すると私の場合耳がいたくなるので、ゆっくり聴くときは持ち出しませんが、旅行とかではよく持って出かけます。
2009年の時点でaptXを採用し、ここまでのクオリティに仕上げて2017年に差し掛かるという現在も現役バリバリなことに驚きの1台です。細かいことですが、ドイツ人をとてもリスペクトしている点としてこちらのゼンハイザーのヘッドホンはBluetoothのチカチカ気になる青い点滅を任意でオフにできます。自分でも目障りだし、まして音楽を聴いてもいない周りの人は絶対迷惑しているはずなので、どの機器もこのような仕様になるといいなと思って早8年。未だにこのような機能がついたBlueooth機器をみたことがありません(あったらごめんなさいm(_ _)m)。すごいっすドイツ人。